〝中期中絶〟の為に

動く準備は出来て

後は結果を待つばかり。




〝もしも〟結果が陽性だったら





週末挟んですぐ総合病院に向かい、

入院という運びになる。

陽性が出たらすぐ気持ちを

切り替えないといけない。

思った以上に結果が出て日にちが

無いことを知らされた。





もし、私と同じように

羊水検査の結果次第で動こうと

思っている方が居るのであれば

思った以上に時間が無いので、

【陽性】が出た場合はどうするのか

真剣に話し合う必要があります。

そして中期中絶する場合、

確定診断をしてくれた産院で

可能であれば問題ないですが、

1から産院探しになる場合は、

ある程度時間がかかるので

早めに動く必要があります。

羊水検査は、16週以降からですが

胎盤が完成しないと検査が出来ないので

16週0日だと出来ない可能性がある事。

病院によるとは思いますが、

検査結果は割と時間がかかります。

(私の所は、3週間程と言われました。)


16週から3週間だと19週。

中期中絶は、21週6日まで。

初期中絶と違い、分娩になるので

ある程度の準備日数がかかり、

思った以上にタイトなスケジュールです。

これが、仕事していれば尚更です。


もちろん何事もないのが1番ですし

誰もが望むこと。





〝諦める〟選択をするのは、

ものすごく重い選択。




それなのにも関わらず

考えたりする時間は本当にありません。





結果が出て無いのに、

〝中期中絶〟に向けて動くのが

とても辛い時間でした。





私は〝中期中絶の産院探し〟

を終えて、なるべく落ち込まないように

悩まないように振舞った。

悩んでも結果が変わる訳では無い。

そう思いながらも、落ち込む時は

落ち込むので、その度に旦那に

八つ当たりをした。




『もうやだよ。月末には中絶しないと

   いけないかもしれない。怖いよ。』


『まだ分からんやん?結果が出るまで。』


『NT8mmもあったのに、大丈夫な訳

   ないじゃん??もうダメに決まってる

    どうして私がこんな想いをしなければ

    ならないの??』


『大丈夫だよ。うちの子は』


『そんな無責任なこと言わないで!!』



旦那は悪くない。

でもこの時の私は、

無責任に発してるように聞こえて

八つ当たりしてしまった。


女だけが、身体も心も1番傷つく。

お腹の中に宿ってる命を亡くす行為を、

2人で出した結論であっても

女の方がダメージが

大きいと思う。


ネットで〝中期中絶〟

の経験談を調べる。


ラミナリアという棒を

子宮口開かせる為に

何本も入れる事から始まり

肉体的痛みと

精神的にも苦痛が想像を

絶する事が書かれていた。


〝罪人〟

という言葉がずっと

まとわりついて背負う事に

なるそうだ。




ただ、子供を望んだだけなのに

どうしてこんな想いを

しなければならないのか。

悔やんでも悔やみきれない。



中期中絶の後は死産という事で

産まれたばかりの赤ちゃんを

火葬しないといけない。




どんな想いで迎えるのだろうか。


逃げたいけど逃げれない現実。





来月はどちらかはっきりしている状況。

とてつもない恐怖でいっぱいだった。





あぁ、なんでこんな想いを

しなければならないのか。



夫婦共々タバコも吸わない

夫婦共々家系に染色体異常な子が

いる訳でもない。



染色体異常は、どちらのせいとか

理由はないそうだ。






ただ、運が悪かった。




それだけ。