母と同行して、NTの検査後

旦那には、もうダメだと思うと

伝えた。あんな高確率な状況で

大丈夫とは言えない。



ましてや望んで授かったのに

諦める選択があるとは夢にも

思わなかった。


旦那は、納得しないようだった。

一方的に諦める話や、決めつける話ばかり

していたからだ。


専門医から、パートナーに来てもらうように

言われた旨話をし、

調整してもらうようにした。




旦那は、浮腫=病気ではない。

と言っていたが、それでも専門医から

あんな確率を告げられたのに

プラスにはとても考えられなかった。




私と母があまりにも悲観的な

話ばかりするので、

旦那が専門医から、病気があるのかと

ハッキリ言われたのかと言ってきた。





『表みせられて、高確率で疾患や

  死産の可能性が高いて。

 健常者の確率も15%とか言われて

 絶対無理じゃん!』





『先生が、ハッキリ言ったの?

   決まったわけじゃないじゃない』




『いや、絶対無理だよ。』




『赤ちゃんの事信じようとも

   しないなら、勝手にしたらいい。』




『なんでそんなこと言うの??』








お互い平行線だった。



旦那と同行して、再度診察する事にした。






エコー検査で再度入念に診てもらう。

この時、浮腫が小さくなってないかなと

淡い期待を抱いてた。

でも、その希望も見事に裏切られた。


『浮腫が8~9mm位あるね。』


と言われた。





【嘘でしょ?まだ大きくなってる。】




ネットでは【胎児水腫】

だったり【先天異常】とか【無脳症】とか

知らない病名が出てくる度焦り、

この子が、該当するのではないか

不安なった。


先生より、首の浮腫以外は

エコーでわかる限りほかの異常が

見受けられないが

改めてエコーでは見えない

疾患の可能性があるから、

確定診断をするように

勧められた。



NIPTは、血液で検査ができるが

染色体のうち、13、18、21の

染色体しか、認可してるこの

病院では検査ができないとの事。

そして、血液検査なので

流産のリスクもない安全な検査。




費用は20万

検査は今の週でもできるとの事。

ただ、可能性が高いだけで

確定診断ではない。





絨毛検査も11週くらいから出来るが

流産のリスクやモザイク反応が出て

正しくない可能性もある。

費用は、15万




羊水検査は 16週くらいからしか

検査ができない。

お腹に直接針を指すので、

これまた流産の可能性がある。

費用は15万



これだけ高確率なのに、

検査する意味が

あるのだろうか。


傷が深くならないうちに

早めに諦めた方がとか

どうせダメだろうからとか

マイナスばかり働いた。


世の中には、染色体異常でも

受け入れて育てる親が沢山いる。


でも自分はどうだろうか。



むしろ早いうちに諦めて

何も無かったように

過ごせばいいのではないか。



なんて残酷な考え。



どんな姿でも、受け入れるキャパを

持っていなかった。


誰よりも中絶に反対をずっとしていた

自分が、こんな選択をするかも

しれないなんて、こんな酷い話はない。




諦め気味な私に反して

旦那は、確定診断もせずに

諦めるなんて納得できない。




『赤ちゃん信じないの?大丈夫だよ。』





無責任に、大丈夫だなんて

とても言えない。



でも、どの選択でも 結果が出れば

後悔はつきものだと痛感した。