「なにをお話になっていたのでございますか?」
同じ舞台を使用するが、ここから、新しいエピソードとなる[1]。
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アルフレッドの衣装が変わった。
もともとは、彼の定期健診[2]を行うという話を書くつもりでドクター風の衣装にしてみたのだが、程よい熟成期間を経て、登場の仕方も話の内容もオリジナルのものとは少し違うものになった[3]。
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確かに、
そろそろ締めに向かわなくてはならないし、その意味で言えば、物語の核心部分に触れておいたほうがよいような気もする。
だが、
役者たちの意見に耳を傾けたると、語られるべき話は、まだまだあるという[3]。
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今回、彼は、なにを語るのだろう。
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【注釈】
1. 新たに舞台を作る煩わしさからは開放されたが、役者の立ち位置が違うので膨大な数のカメラを仕込む羽目になってしまった(数えたら35台もあった)。
2. このプランが出てきたのは、2014年6月19日。そのあと、しばらくしてアルフレッドの衣装を制作している。
3. 大豆が納豆に、米が日本酒に、そして、葡萄がワインに変化するように、物語は脳内で熟成されてオリジナルとは違うものになることがある。
4. ない頭でいろいろと考えるよりも、現場の声に耳を傾けるのが一番良いのだ。
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※以下、次号へ続く。
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■■■ この物語のあらすじ ■■■
ある日の日曜日。
いつものように台の掃除をしていたライフだったが、前夜に行われた変電設備の点検に伴う計画停電の影響を受け、十分な充電が行われなかった充電式掃除機のバッテリーが底をつき、突然、止まってしまった。
このことを重く見たライフは、太陽電池による充電システムを搭載した、新しい掃除機を作ることを強く決意する。
そして、ソフトウェア兼システムエンジニアであるPCの協力を得て、人工知能による自律制御システムを備えたロボット掃除機が完成し、テスト当日の日を迎えることができた。
しかし!
まさか、そのロボット掃除機をめぐり、奇妙奇天烈、奇々怪々、奇想天外な物語が展開するとは、夢にも思わなかった。
--- あなたは、まだ、普通の掃除機をお使いですか? ---
『Mr.Dyson 第1話』は、こちらにあります↓
http://ameblo.jp/rikutsunoooinezumitachi/entry-11292657698.html『Mr.Dyson』は、あまりにもアバンギャルドすぎて、商業ベースには乗せられない作品です。
そして、
その特性をフルに生かし、『鉄腕アトム』『人造人間キカイダー』『イヴの時間』などでは描かれることのなかった、当事者とそれを取り巻くすべての者(モノも?)たちの様子を事の発端から解決の過程を通し、あらゆる角度から丹念(しつこく)に描いています。
これから物語を書いてみたいと思っている方、ロボット工学や人工知能を学ぶ方などを含め、幅広い人たちに読んでもらいたいと思っています。