✳️この本を読み終えました✳️
発達支援コーチとして活躍されている灰谷孝さんの本です。
発達の課題を持つと言われている子どもたちに対し、体の動きや感覚へのアプローチを通して自分らしい発達を支援する方法を全国で伝えています。
〜このやり方が広まればたくさんの人たちが助かる〜
治療院に来てくれる子どもたちの中に、授業中の姿勢が強い猫背であったり、立ち姿勢が猫背であったり、の体の癖が気になっていました。この本にはたくさんのヒントがありました。
✳️脊椎が育つと「自分という人間がわかるようなる」「自分の考えで前に物事を進めるバイタリティ」が出てくる。
✳️身体的発達が認知的な学習の土台、情緒的な発達につながる。
✳️内部感覚が育つと不安は消えていく
✳️原始反射の統合が進んで呼吸がうまくいくようになると、発達だけでなく他の問題も、改善・解決していくかもしれませんね。
原始反射は時期を過ぎても保持しているとより高次な脳の発達を妨げる可能性があるそうです。原始反射が統合されないまま大人になっている方もいる。そして、大人になってからでも原始反射の統合は可能な場合がある。ということに希望が持てます。また、その方法も紹介されています。遊びの中であったり、マッサージや足裏の経絡も紹介されていて、私たちにもできることがたくさんあると思いました。また、姿勢や呼吸、足の使い方、幼児期・学童期の遊び、妊娠中の過ごし方の大切さを改めて知りました。
先日の講座の中でこの本を参考文献として紹介してくださった小松崎厚子さん、有難うございました‼
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