の続きです。
心屋仁之助さんの武道館ライブで
チラチラと観客席を見ながら
思い出していたことは、
音大時代のある場面。
その当時、私は
長年の夢であり目標でもあった
ピアノコンチェルトのソリスト(オーケストラと一緒に演奏するピアニスト)に選ばれ、
2000人のお客さんの前で
ピアノを演奏しました。
演奏を終えて
お辞儀をしようと客席を向くと
大きなホールに満杯のお客さんたちが
私のほうを見て
盛大な拍手をおくってくれていました。
実は、
この演奏会のことは、
私にとって
とても誇らしい過去でもあるのだけど
音楽家としての未来に
不安を感じ始めた時期でもあり、
この演奏会から約半年後
さらに気持ちを追い詰めてしまった私は
大学院を卒業すると同時に
ピアノを辞め、
音楽生活での挫折として脳内処理されました。
(実は2~3年で、また音楽の世界に戻ってきたのですがww)
ただ、
今となっては、
それらもすべて必要な経験だったのであり、
後悔はしていない。
そう思っていました。
あぁ、まだ終わらないので
~その3~ に続けますね。