月1日、
岩手県立高田高校萱中校舎での最後の卒業式が行われました。

陸前高田市の校舎が津波で被災し、
空き校舎となっていた旧大船渡東高校の萱中校舎で始まった高校生活。

多くの生徒は、スクールバスでの通学になり、
朝は7時のバスに乗り、部活を終えてバスで帰ると夜8時を過ぎたり…

大変な事もたくさんあったと思います。

それでも今年度卒業した生徒達は、仮の校舎であっても萱中校舎が大切な母校だと、
誇りを持って卒業して行きました。

これからはそれぞれの道へ進む事になりますが、様々な経験を乗り越えて来たことを
自信にして、前に進んで欲しいと思います。



そして、新校舎の完成も間近に…



3月下旬には新校舎に引越しし、新年度の入学式・授業を行うそうです。

グラウンドの整備が完全では無いため、放課後移動を伴う部活もあり、まだまだ学校生活が完全な状態ではありませんが、陸前高田に高田高校生の元気な姿が戻ってくることを、嬉しく思います

旧高田高校跡地に盛り土をした新グラウンドに、
新生高田高校のスローガンが掲げられています。

「高田の地に再び刻め 我らの鼓動
         ~繋がる心 輝く明日へ~」



新しい高田高校の発展を心から願います。




                         みき