三寒四温といいますが、最近2・3日はポカポカと暖かく、
春はもう直ぐそこまで来ていますね。
そこで春を探しに外へ出かけてみました。
春と言えば真っ先に思い浮かぶのが、ふきのとうです。
こちらの地方では、『ばっけ』ともいいますね。
ばっけを刻んで味噌と和える『ばっけみそ』は、
この時季定番の料理です。
仮設の庭先では、春のおとずれを感じさせる花ばなが、少しづつ顔を出してきました。
らっぱすいせんは、もう元気に花を咲かせています。
「雪の中からけなげに花を咲かせている」というイメージのある、福寿草。
横田のとある仮設の花壇で発見!
子どもの頃、この花を摘んでままごと遊びをしたものです。
道端の至るところに咲いているので、この花を見ると
「ああ、春が来たんだなぁ」と実感します。
さて、次の写真の花をご存知でしょうか?
《え?タンポポじゃないの?》
そう、タンポポなのですが、
こちらは横田のとある仮設周辺で発見した貴重なタンポポです。
タンポポには、大きく分けて在来種である“蝦夷タンポポ”と外来種である“西洋タンポポ”があります。
どこが違うかというと花の根元の額が、蝦夷タンポポは、丸みをおびていて西洋タンポポは、大きく外に広がっています。
外来種というのは、何故かどの世界でも生命力が強いもので、皆さんが常日頃目にしているのは、殆どが西洋タンポポになります。
この写真は、額が丸みをおびているので数少ない蝦夷タンポポなのです。
暖かくなってお散歩をする機会も増えてくると思います。
お散歩途中でタンポポを見かけたら種類の違いを確かめてみてはいかがでしょうか?
ミルフィユ