震災から、もうすぐ4年が経とうとしています。

時間の経過とともに少しずつ当時を振り返れるようになった今、
あの頃の出来事をお話ししたいと思います。




小学校入学をあと1ヶ月と心待ちにしていた娘。


おばあちゃんに買ってもらったランドセルを
嬉しそうに毎日ながめていたころ
あの日すべてが流されました。

絶望的な気持ちで、避難所生活を送っていると友人から
「○○ちゃんのじゃないかってランドセルが届いてるよ」と。

半ば諦めてはいましたが・・・

見てみると名前も付いたままで、まさに娘のランドセル!
多少泥で汚れていましたが、ほぼ無キズの状態でした。



ランドセルの届いた経緯を聞いてみると、

      消防団員の方が、がれきの中から見つけてくれて・・・

      ランドセルを届けた避難所に娘の先生がいて・・・

      それを友人が知らせてくれて・・・

偶然がつながって、娘のもとへ戻ってきました。



もちろん、入学式からそのランドセルを背負って通学しています。


卒業まで、大事に使おうね!
1つだけ残った宝物だから(^-^)

日々感謝の気持ちを忘れずに、親子共々歩んで行こうと思います。


                               みき