荒川区立第六日暮里小学校にいごいごに行って参りました。
1月28日の火曜日でした。
午前中に荒川区囲碁同好会の「楽しく強くなる囲碁教室」をやりまして、「囲碁未来」から教材に写した詰碁の問題が、どうやら黒石がひとつ多かった、しかも大事な所に。
もうなんにもしなくてもこの白生きてないんじゃない?
どの石が多すぎたのか調べてくる宿題を出されました...
やっぱりねっ!
教材は十分に時間の余裕を持って用意しないとねっ!
午後からは荒川区囲碁同好会のみなさんと何局か楽しみまして、楽しみ過ぎてぎりぎりのバスに飛び乗って、六日小に到着しました。
白状すると、ちょっと遅れた。
でも(たまたま)子どもたちが寺子屋(放課後教室)から戻ってきてなかったので、事なきを得ました。
碁を打ってると、時計の針がいつもよりも早く進むので、気を付けたいと思います。
...........。..........・..........。
いごいごというのは小学校の放課後スクールでやっている
小さな碁盤と色のきれいな碁石を使った囲碁遊びのことです。
これまでのいごいごの活動の様子は こちら からどうぞ
...........・..........。..........・
☆o。:・;;.。:*・☆o。
西日暮里駅の近くにある静かな住宅街の中の小学校です。
いごいご用にランチルームを使わせてくださいます。
六人掛けのテーブルとイスのある部屋です。
テーブルが広いので、碁盤、碁石やいごいごチャレンジ帖を広げても邪魔にならずに遊べるのが良いです。
六日小では、囲碁と交互に、将棋教室も開催しています。
子どもたちは、ランチルームはボードゲームをする所、と思ってくれているかもしれません。
☆o。:・;;.。:*・☆o。
学校の年度は4月から始まって、新年になると三学期です。
(何年も続けて来てくれている子もいますが)、そろそろ一年のまとめの時期ですから、いごいごでも仕上げフェイズに入ります。
石を囲んで取って、取った石の数で勝負する「石取りゲーム」から、取った石の数、プラス囲んだ陣地の広さで勝敗を決める「陣地取りゲーム」の遊び方を少しずつ教えています。
いごいごチャレンジ帖(対局記録ノート)にたまったシールの数を見て、そろそろ良さそうかなと思った子から順番に進化してもらいます。
何人かに教えると、その子たちが友だちにも教えてくれます。
すみれ碁石が子ども、青のごもっくん。(木製碁石)がりくのらです。
わざと石をくっつけないで置いて、なかなか囲めないようにします。
先生、今日はなんで取らせてくれないのかな、強気なのかな。
時々、子どもの石も取っちゃいます。
(悲しそうになります。)
取ったり、取られたりしながら、だんだん陣地ができてきました。
これくらいになったら、「●の陣地、どのへんにできてきた?」と、碁盤を眺めてもらいます。
上の写真は9路盤ですが、陣地取りモードに移行するには、「ななろのご」の方が適しています。
碁盤が小さいので、必ず陣地がふたつに分かれることと、交点ににんじんの絵が描いてあるので、陣地の広さが数えやすいことが優れた点です。
陣地取りモードを教える時には、子どもの陣地のキズとか危ないナナメのことは目をつぶります。
いっぺんに教えようとするとごちゃごちゃになっちゃうからね。
さりげなく放り込んだり、アタリに突っ込んだりして、いつの間にかキズやナナメが修正されるようにするのが(りくのらの)腕の見せ所というわけだ。
もうどこに置いても取られちゃう、とわかったら(わかるまで取る)、にんじんを数えます。
「ななろのご」だと、どんなに大きい陣地でも、数えるにんじんの数が20を超えることはありません。
1年生でも指差して数えられる数です。
1,2,3,4,5,6,7 と数えます。
それに、取った石の数を足します。
8,9,10,11,12 と、続けて数えれば、足し算がまだできない子でも大丈夫。
いごいごチャレンジ帖に描くにんじんマークは、「陣地と馬の数を数えて、どちらが勝ちかわかった!」のしるしです。
これはにんじん二本なので、にんじん戦(陣地取り)で勝ったということ(*^-^*)
☆o。:・;;.。:*・☆o。
いごいごでは、数を数える機会がたくさんあります。
これは取った黒にゃんこの数を数えているところです。
これは先生が特別に出してきてくれた本物の碁盤、19路盤の線の数をみんなで数えているところです。
どうでしょう?
保護者の皆様、囲碁は算数の勉強にもなりますよ!
☆o。:・;;.。:*・☆o。
国語の勉強もやってます!
対局記録ノートのいごいごチャレンジ帖の、ちょっとひと休みコーナーのお題。
「なが~いカタカナのことばをかこう」
こういう、教科書に載ってないような問題を出されると、
「これ、なんて書けばいいの?」
と尋ねてくる子はいっぱいいます。
カタカナ書ける? と聞くと、「うん」。
じゃあ、カタカナで、長~い言葉を考えて書いてみて。 「なんでもいいの?」
なんでもいいよ!
上の写真、最初は「チョコレート」と書いてくれました。
「チョコレート」 長いね。6文字。もっと長くできる?
考えて、「チョコレートケーキ」。
9文字になりました。
友だちが「ホワイトチョコレートケーキ!」とアイデアを出してくれて、でもそのまんまは書かないで、「ベルギーチョコレートケーキ」13文字になりました!
試しに作ってみた問題です。
「知っている囲碁のプロはいますか?」
すみれさん
さすがですね!
かわいいさかな。
ラブ。