昨日は朝ペー。10000mを実施した。
スタートは5時45分。気温は0℃。
そして、シューズは安定の匠戦。
帽子、ネックウォーマー、アームウォーマー、レッグウォーマー、ウインドブレーカー(上)と、それなりの防寒対策をしてスタートラインについた。
設定タイムは前回同様、
"余裕を残して9000mまで走れて、かつラスト1000mを3'05"くらいまで上げれるペース"
加えて今回は、"ペース走中、時計は一切見ない"という縛りも入れ、より感覚を重視する練習にした。
1000m通過は3'35"/kmくらいかな〜と想像しながら通過し、その後も無理せずペースをコントロールする。
寒さは尋常ではなかったが、かなりリラックスして走れていたので、
ラストを切り替えられるかは別として、少なくとも9000mまでは問題ないと思っていた。
しかし、またしても私の見通しは甘かった。
とりあえず結果はこちら。
7000mDNF
前回と同じ轍を踏んでしまった。
自分の感覚以上にペースが速かったのは事実だが、
呼吸や足に限界がきたという感じでは無い。
それでも脳が体にストップをかけてきたので、この日の寒さはそれだけの破壊力をもっていたのだと思う。
この寒さは慣れるものなのか…
例年、どう対処していたかが全く思い出せないが、とりあえず次回はもう少し防寒をしっかりして、なんとかこの環境に適応していきたいと思う。
さて、今日は最近ミトコンドリアについて勉強したので、その内容をアウトプット。
色んな媒体で、"トレーニングを行うとミトコンドリアが増える"という内容を目にするが、その理由がよく分からなかったので、自分なりに調べてみた。
まず、ミトコンドリアの変化には、短期的な変化(分〜時単位)と長期的な変化(日〜年単位)が存在する。
トレーニング云々はもちろん長期的な変化の話だが、一応、短期的な変化についても触れておくと、
飢餓状態(低血糖)等で、細胞内のエネルギーが少なくなると、
近くのミトコンドリア同士が融合し、より大きなミトコンドリアとなり、
逆にエネルギーが十分に確保されている状態では、
一つのミトコンドリアが複数に分裂し、小さなミトコンドリアとなる。
この様なミトコンドリアの短期的な変化は、ミトコンドリアダイナミクスと呼ばれていて、
その目的の一つは、機能不全に陥ったミトコンドリアを除去し、ミトコンドリアの質を保つ事だと言われている。
(融合時に悪い部分を一塊に集めて、分裂時にその塊を分離して除去するイメージ)
この短期的な変化では、瞬間瞬間のミトコンドリア数は増減しているものの、
平均数を算出すると、おそらく大きな増減は生じないという事なんだと思っている。
で、肝心の長期的な変化の方なのだが、簡潔に表現すると、
"トレーニングに伴って発生した物質が、酵素反応を経てミトコンドリアDNAを安定化させる因子を増やし、その結果ミトコンドリアが増加する"
という感じで理解。
(いや〜、分かりにくい!笑)
一応、細かく図示したものを載せておくと、
(いや〜、分かりにくい②!笑)
そんな訳で、"トレーニングを行うとミトコンドリアが増える"というのは、理論上は間違っていないっぽいのだが、
実際のトレーニングで考えると、相対的にトレーニング量が減った場合等は、当然ミトコンドリア数も減ると思われるので、
ミトコンドリアを減らす因子というのも、なにかしら存在するのでは?と想像している。
(減らす因子と言うよりも、減少分を増加で補えずに自然減するイメージ?)
あと、余談になるが、
マーカーを引いたAMPKは、タンパク質の合成を阻害する作用があるので、
我々、マラソンランナーが筋トレしても、ほとんど筋肥大しない理由はここら辺なのかな〜という気がしている。
(引き続き勉強に励みます。笑)
まぁこんな事を知った所で、タイムは1秒も縮まらないので、
ブログを書く暇があったら、さっさと寝た方がいいという事だけは断言できるのだが、
まぁこれはこれでモチベーションの維持にも繋がっているので、今後もうま〜く両立していければと思う。
(今回のブログは主に以下書籍を参考にしてます)
12月15日
朝:45'jog(4'30"km)
日間累計:10km
月間累計:209km
12月16日
朝:100'jog(4'55"/km,足袋)※含む300m×5
日間累計:20km
月間累計:229km
12月17日
朝:5kmアップ
7000mPR(3'30"/km)
5kmダウン
日間累計:17km
月間累計:246km
12月18日
朝:85'jog(4'40"/km)
日間累計:18km
月間累計:264km
筋トレキャンペーン(5900回/20000回)