相変わらず疲労感がすごい。
足だけでなく、腰や肩、腕、首、至る所に筋肉痛がある。
「チルドレン」は5つの短編小説が収録されており、それらが絶妙に絡み合い、収束していく面白さがある小説。
普段の練習でこーなる事はまずない。
3000mSCの過酷さと、1日3本レースを走る事の非常識さが表れている。
そんな体調だった事もあり、久々に昼休みランをお休みした。
一応、昼休みランに備えて早弁していた為、1時間のヒマな時間が出来た。
昼休みは大半の学生が教室を出ていく為、話相手もいない。
そこで、読書に勤しむ事にした。
伊坂幸太郎さんの「サブマリン」
ハードカバーは高いので、文庫化されるのを心待ちにしていた。「サブマリン」は10年以上前に発売された「チルドレン」の続編である。
そして「チルドレン」は伊坂幸太郎さんの本の中で私が初めて読んだ作品。この「チルドレン」を読んで私は伊坂幸太郎さんのファンになった。
「チルドレン」を初めて読んだのは、前の大学の2年生くらいの時。その後10年間で3回は読んだと思われる。
一方、今回の「サブマリン」は目次を見る限り、1つの物語となっている。
まだ途中までしか読めていないので、「サブマリン」の感想は後日書けたらと思う。
さて、今日の講義は「臨床栄養学」から。
「臨床栄養学」は主に入院患者さんに対する栄養管理(点滴や経管栄養)を学ぶ学問である。
講義プリントを見ていると気になる記述が…
「鉄剤内服中」「高率に死につながる」という恐ろしい内容。
今でこそ鉄剤を飲む事は無くなったが、箱根駅伝を夢見て練習に明け暮れていた頃は、貧血になる度に鉄剤を服用していた。
鉄剤服用中に海水浴に出かけた事もきっとあったと思う。
感染すると致死率72〜100%…いま思うと非常に恐ろしい。
このビブリオバルニフィカスは汚染された魚介類の生食や、傷口が海水に触れる事により人間に感染する。
健常者が感染して重症化するケースは稀である様だが、上のプリントの様な基礎疾患がある人や、鉄剤内服者では重症化する確率が大幅に増加するそうだ。
因みに鉄剤内服者の重症化リスクが増加する要因としては、血清鉄が細菌の病原性や増殖性を増加させる事に由来するらしい。要するに鉄はビブリオバルニフィカスの大好物という事であろう。
とにかく、このブログを奇跡的に読むことが出来た鉄剤服用中のランナーには
・生魚を控える
・海水浴をしない(特に河口との合流部付近)
という事を徹底して頂きたい。
4月22日
昼:40分jog(5'00"/km)
日間累計:8km
月間累計:313km