市の広報で知った「要約筆記体験講座」


「要約筆記とは」
聞こえない人・聞こえにくい人に、話や音情報を書いて伝えます。
OHC(オーバーヘッドカメラ:書画カメラ)という機械を使ってスクリーンに映したり、隣に座って書いたり(ノートテイク)、ホワイトボードに書いたりなどの方法があります。

また、要約筆記の方法には、手で書く手書きと、パソコンを使う方法があります。

2週連続で受講するんですが、1週目は手書きで、2週目はパソコンでの要約筆記の方法の基礎を体験します看板持ち

今回は一回目の手書きの要約筆記体験講座でしたにっこり
・開講式
・難聴者体験談
・ビデオ『字を書くと役に立つんだ』
・要約筆記の基礎知識とミニ実習
昼休憩を挟んで
・要約技術とミニ実習
・筆談してみよう
 ノートテイクの講義と体験
・事務連絡



実習の道具に入ってました

なんか斬新な手袋🧤です


ペンが持ちやすいようにとのことで、三本指が切られてるそうです知らんぷり

これを着けて始めていきますよーニコニコ


まず最初の実習では、OHC用のペーパー(表裏のあるザラザラしたナイロン)に、読み上げられた文字をとりあえず書いてみることからでした看板持ち

読み上げられた字を書き逃すまいと必死でした💦


ほんでお次は、「本来これくらいの大きさの文字で、読みやすい楷書体で書いてください」というお手本をペーパーの下に敷いて書き写したものです


お手本


最初に書いたものとの、字の大きさ、行間、字の丁寧さが格段に違いますね…驚き



前の練習を踏まえて、また読み上げられる文字を書いてみましょうの時間

1番初めのよりも字は大きいけど、字の間や字の大きさの不揃い、自分の癖など色々あります…無気力


次は、聴覚障害のある人が、ひらがなばかりの文章を見た時、どうなるか…


「おしょくじけん」を漢字にすると

お食事券・汚職事件どちらにも書けますね。

前後の文章によってどちらかを判断して要約筆記者が漢字に直して表します✒️


あと、句点も大事なんです知らんぷり

『ほんはしろいはこにはいっています』

句読点の場所で意味が変わってきます凝視

・本は白い箱に入っています。

・本は白い。箱に入っています。


日本語って難しい〜煽り煽り煽り



このOHC(オーバーヘッドカメラ:書画カメラ)は、聴覚障害者が多数参加する会合や講演会などに使われる方法で、手書きの文字をOHCで拡大して、スクリーンに投影します。

印刷した資料や絵、祝電などをそのまま映すこともできます。



手話は文法と単語を覚えるのが難しいけど、要約筆記もなかなか難しいな…💦


長くなるので次に続きますにっこり