グーテンアーベント!陸軍大佐です。

 

先ほどこんな動画を投稿しましたので、

興味があればご覧ください。

今後、増加し問題になるであろう認知症についてです。

 

 

 

さて、先日居合の稽古に行きました。

アタシは居合道に出会って26年程たちます。

アタシが最初に居合をした時は、まだ制定居合は

10本しかありませんでした。

それから大学院に進むと、2本加わっていて、

現在12本の技が制定居合として成り立っています。

 

一応、中学と大学で剣道、高校生の時は弓道1級で

都道府県大会にも出ることが出来ました。

(剣道は1級も持っていません、先生から

「お前は段位は取るな」と言われたので)

 

おおよそ30年前は、当てっこの剣道なんてなく、

小手なら小手を斬るつもりで、

面なら面を斬るつもりで、

胴なら胴を斬るつもりで、

という教えがまだ残っていたのを懐かしく思います。

その考えで剣道なんてやっていると、アタシが

小手を決めると相手は痛みの為竹刀を落したものです。

当時の打撃はホントに痛いんですよ。

 

居合は大学からですが、実は幼稚園の時からアタシは刀に触れて

おりまして、祖母の影響で実家には打刀、脇差、槍とまぁそろって

おりましたので、大学に入って居合をしても、さほど困りませんでした。

抜刀、納刀を小学生の時には出来ていましたからね。

ちなみに、今使っている刀は2尺4寸5分です。

 

今は制定居合道12本を、大体1年間で「かたち」を覚えて、

「講習会」で更に学ぶというのが一般的だと思います。

でも、アタシは大学1年で最初の一本目のみ稽古三昧でした。

一本目がそれほど居合の極意が詰まっているというわけです。

今の道場で一本目を1年間やるところは無いと思います。

 

このブログをご覧の方で、「刀で斬る」ことの難しさを

理解されている方は少ないかと思います。

一応、刀は刃物なので、研いであれば斬れます。

それはナイフとかと一緒。ランボーナイフとかも良く斬れますね。

でも、刀で斬るのはナイフで斬るのとは別物です。

刀で斬るのはとても難しいんです。切れるけど斬れないんです。

 

そんな経験を幼少期からしてきたアタシに、支部会長の先生は

大変同意して下さり、アタシが大学時代にやっていた

いわゆる「早抜き」のコツや、別視点での斬撃について

教えて下さいました。(褒められました。嬉しかったー)

先生は古武術を稽古されており、今風の居合道よりも、

アタシよりな「術」を理解して下さる方です。

 

もしも、居合道をこれから始める方、興味があって見学される方が

いらっしゃれば、着目して頂きたい点があります。

それは、

「刀で斬る」ことが出来ている先生なのか?

という点です。

 

現代では刀でなんちゃらという場面は、まずあり得ません。

(あったら困りますよね、っていうか怖いです)

でも、居合道を学ぶ=精神修養 だけで終わって欲しくないわけです。

刀は武器です。どんなに美術的価値や歴史的価値を言ったとしても、

その存在は護身や制圧という武器なのです。

武器であり、その歴史は古く、今に続いている為美術的価値もある、

というものですから、日本人なら一度でも「持って観る」のが

大事かなと思ったのでした。

 

持つと重さが分かり、観ると美しさが分かります。

所持すればその重さと美しさに責任を感じるでしょう。

それほど「類を見ない武器」が刀の魅力であり、危険性で

あると思うのでした。

 

ブログと動画では正反対のことを書いているよう

に見えるそこのアナタ、それは見当違いってなもんです。

(模型ブログじゃない!ってのは合ってます、すみません)

 

今後の世界情勢も鑑みて、何等かの防衛策を個人で持っておくのは

重要なことかなと思う大佐なのでした。

 

ザクガールはこんなやつを使って作っています。

 

リシェッタではないですが、そのうちアップしますのでお楽しみに。

 

ヴィダーゼーエン!