【うた子とうた美の小話 第2話】
※不定期連載です
長いので続きます。
20歳で一人暮らしを始めてから
強迫性障害の症状が強く出ていて
鍵を閉めたかどうか
エアコンを切ったかどうか
仕事中や外出中気になって
それしか考えられなく
なっていることがよくありました。
家出る時何回も確認してるはずなのに
それでも心配になってしまう。
きっとそれは、今まで家の中で
責められる環境が当たり前
だったから、
1人で暮らして誰にも責められなく
なって起きた反動だったの
ではないかと思います。
親の代わりに今度は
自分で自分を無意識のうちに
責めていたんですね。
親から逃れても、
虐待の後遺症はなかなか
消えてはくれません。