私の尊敬する人の中で中村天風という人がいる。

 

 

 

その存在を知ったのは私がまだ25、6歳ぐらいの時で

当時まだ結婚して間もない頃であった。

 

 

 

当時の仕事場の年配の人からの紹介で天風先生の本を知ってから

彼に関する本はほとんど読みあさった。

 

 

 

中でも『成功の実現』、『盛大な人生』、『心に成功の炎を』は今でも

読み返すことがある。

 

 

 

だが、天風先生が肺結核にかかって、世界の三分の二を歩いても治す方法が見つからず、

もう死を選んだ時に出会った第聖者カリアッパ師について事細かく書かれてる本はそれらにはなかったので

ヒマラヤでの修行を細かく書かれた本に出合った。

 

 

 

 

 

ヨーガに生きる おおいみつる著

 

 

 

これは上記にある3種の本を読み終えた後に読んだ本である。

 

 

 

これには天風先生がインドヒマラヤで修行したことがリアルに書かれている。

 

 

 

ここで印象に残ってることは沢山あるが、自ら首を絞めて死んだ状態にして

石の棺に7日間入れて土に埋める。そしてそれを掘り起こして復活する儀式が一番インパクトが

強かった。

 

 

 

カリアッパ師はその儀式を過去に2回も行ってたらしい・・・。

 

 

 

3人に2人は失敗してそのまま死んでしまうとか・・・ガーン

 

 

 

さらにカリアッパ師は天風先生と初めて会った時に

天風先生の右胸に病を持ってることを即見抜いたのである。

 

 

 

所謂超能力を会得していたのだろう。

 

 

 

前置きは長くなったのだが、そんな偉大な聖者カリアッパ師であるが、

天風先生の修行時代は暴力もあったとか・・。

 

 

 

ここで暴力と記載するのは問題あるかもしれないが、

ある夜、カリアッパ師は天風先生に「月をよく見ろ」と言って数分間月を見させた。

 

 

 

それで次はその月を書けと言い渡した。

 

 

 

天風先生はただ単に丸い円を書いたらカリアッパ師は激怒して

竹の棒で天風先生を殴りつけたとか汗

 

 

 

しかもその竹の棒で殴られると後々痛みが残るようだショック

 

 

 

さっきの話だが、カリアッパ師は天風先生が月の内部の模様まで書いてなかったので

激怒したそうな・・。

 

 

 

本にはそんな感じで書かれてたけど他にも色々とバシバシとやられてたのが

想像できるえーん

 

 

 

 

私は思った。

 

 

 

 

「聖者でも体罰をするんだなぁ・・あせる

 

 

 

って。

 

 

 

まぁ今では学校でも体罰すると教師がクビになる時代だけど、

昔の教師は生徒をガンガン殴ってたよな・・パンチ!

 

 

 

しかも数年前から子供を虐待する親が増えている汗

 

 

 

 

中にはしつけだと言ってる親がいるようだが、いくらなんでもやり過ぎだろうあせる

 

 

 

まぁ、そいういう親も自分が子供の頃に親から虐待されてた人が多いみたいだが

反面教師というか自分がされて嫌だったことは子供にはやらないのが普通だと思うが。。

 

 

 

私は親父にはよく殴られたけど子供には一切しないね。

その他にも色々あったけど反面教師してる真顔

 

 

 

まぁね、私が小学生ぐらいの時に柔道やってたから親父が

 

 

 

「柔道着着ろ!ワシは拳法着着る!」

 

 

 

そして異種格闘技のような組手をやらされた記憶がある(笑)

 

 

 

そうそう親父は若い時に少林寺拳法やってたんだっけあせる

 

 

 

打撃は寸止めで勘弁してくれてたけど、たまに

 

 

 

親父「あっ!びっくり

 

 

 

「バキッ!!グー

 

 

 

って感じで勢いあまって私の顔面に親父の正拳突きが入るえーん

 

 

 

そうなると当然の如く鼻血ブーでぶっ倒れるショック!

 

 

 

親父「そんなことでは喧嘩に勝てんぞ!」

 

 

 

 

・・・ってオイあせる

 

 

 

 

どんな教育してんだかショック

 

 

 

 

天風先生が修行したインドヒマラヤのカンチェンジュンガである。富士山

 

 

 

 

それにカリアッパ師はよく天風先生に「バカ」という言葉を使っていた。

 

 

 

 

例えば

 

 

 

カリアッパ「お前はなぜ病になったと思う?」

 

 

 

天風「はぁ、それは遺伝だと思います」

 

 

 

カリアッパ「バカめ!お前は私が思ってたより大バカだ!遺伝じゃない!」

 

 

 

とか、

 

 

 

天風先生の病もほぼ治ってきて体調が良くなってきた時に

 

 

 

カリアッパ「嬉しいか?」

 

 

 

天風「はい」

 

 

 

カリアッパ「バカ!そんなことではまた病にやられるだろうな」

 

 

 

という感じであった(笑)

 

 

 

天風先生もよく「バカ」とか「バカ野郎」と言う。

 

 

 

彼もよく手が出てたそうな汗

 

 

 

天風「天風会の誦句を知りませんと言った奴は張り倒すけんのぉ‼バシって張り倒してやる!」

 

 

 

と平気で言ってたしびっくり

 

 

 

天風先生は言葉が重要だと良く知ってたが、矛盾点も色々ある。

 

 

 

彼がテニスをしてその試合に負けたか何かである人が

 

 

 

「先生負けたみたいですね(笑)」

 

 

 

と言うと、

 

 

 

「バカ野郎!向こうが勝ったんだ!」

 

 

 

ってな感じで。。

 

 

 

彼は決して「弱い」とか「負ける」とかネガティブな言葉は使わなかった。

 

 

 

まぁ聖者の暴力、体罰も愛のムチだと解釈すればいいのだろうか?

 

 

 

聖者がしょっちゅう怒ってたのもそれは相手の為の演技だったのだろうか?

 

 

 

 

 

これは聖者カリアッパの像だとも言われている。

 

 

 

 

まぁどっちにしてもカリアッパ師も天風先生も尊敬してるし、

教えは素晴らしいと思うので良いことだけは真似して実践したいけどねほっこり

 

 

 

 

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