さぁ、修行も終盤を迎えた。
その日、師と色々と話をした。
それはプジャの方法での疑問点やその他色々と質問した。
我々はプジャを実施することにより、なんとか神と繋がるように
色々な方法を実施している。
ただ、これは以前にも記載したかもしれないが、結局は実施する者の
レベルが高ければプジャを行うにしてもそこまで大袈裟なものじゃなくても
簡単に神を呼び寄せることができるそうだ。
私が当時、自分の庭にホーマを作って実施してた時は、
煉瓦など使用する前から普通に大地に穴を掘った状態から始めた。
そして対価煉瓦まで用意してコツコツとホーマをつくりあげ、
屋根までつくって今の状態がある。
もちろん当時実施していたプジャと比べれば現在のものは
かなり進化している。
供物にしてもオイルにしても相当レベルアップしている。
己自身の能力にしても進化していることは自覚している。
とにかく、当時のまだ青い時代は法具や御神体などにこだわっていた。
それはある意味「執着」、「物欲」的なものもあった。
だが、そういう法具にしてももう自分自身が使用するものはなくなった。
そう、全部プジャに使用するオイルへ捧げてしまった。
こうすることにより、私以外の人もその法具の恩恵が得られるからだ。
自分が使用すれば確かにそれなりに霊格も上がるだろう。
だが、それは所詮自分だけの自己満足となってしまう。
それではダメだ・・。
マントラにしてもシークレットマントラというのはいくつかあるが、
私も教わったマントラがある。
その中でも一部の決められた特別な行をヒマラヤで実施して認められた
者だけが与えられるものがあるらしい。
それは師と、あともう一人だけしか与えられてないと言う。
さて、最終日の行は師が持ってる特殊な数珠を貸してくれたので
それを使用して仏陀と繋がるように励んだ。
この数珠は価値のわかる人にはわかるもので、
過去の私も探し求めてたものの一つである。
今の私はもう法具による執着はない。
ありがたく一夜だけお借りしてひたすらマントラを唱えプジャと瞑想を
行った。
しかし、師の器の大きさにはいつも尊敬している。
それとは逆に、
器の小さい者はいつも文句を言い、人の悪口を言っている。
これを読んでる皆様も今まで生きてきた中で自分が苦手だと思うタイプ
と遭遇したことはないだろうか？
それは学校、会社など色々な場面があると思うが、
ここで例を出すと、
常に上から目線、
嫉妬深くいつも文句、悪口を言っている、
思いやりがなく、器が小さい、
自己中でワガママ、
言わなくていい不要なこと、余計なことを言ってくる、
人の神経を逆なでること、頭にくるようなことを平然として言ってくる、
場の空気が読めない・・などなど、言い出したらキリがないが、
上記のことにすべて当てはまる人間も実際にいる（笑）
正直私も苦手なタイプである。
ちなみに男性ではこういうタイプは少ない
女性を批判する気は全くないけど、
関わりたくないタイプである。
斎藤一人理論では
「嫌な奴とは関わるな」
とのこと。
中村天風理論では
「親友と関わるように接するべし」
とのこと・・。
まぁどちらが難易度高いかは
想像に任せます（笑）
でもね、人から自分にとって嫌なことを言われると、
脳内に毒性の「ノルアドレナリン」が分泌される
逆に良いことを言われると脳内モルヒネ（ βエンドルフィン）
が分泌されるから断然そちらの方がいいに決まっている
さぁ、今回の修行はここでピリオドを打った。
あとは自分の努力次第だ。
今回学んだことは自宅で実践するつもりだ。
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