わたしの父は9月に90才になって
今でも朝から運動などしている。
そんなストイックな父が
「T(息子のこと)最近元気か?」
と唐突に心配しはじめた
私の撮った皆既月食(汗)
父が25才の頃、
当時東京でひとり働く父は職場で
大変な思いをして
自殺未遂をはかった話しをし始めた。
大量の薬を飲んで高尾山に登った父は
そこで山の茶屋の女将に助けられたという。
自分と似ているT(息子のこと)を
重ね合わせて心配してくれている。
90才に心配される25才
「もしジジ(父のこと)がそこで命を落としていたら俺もお母さんもいなかったんだね。」
息子としみじみと語り合った。
人の幸せは周りからは計り知れない。
若くして出世し、活躍した父
側からみたらとても順風満帆に見えたはずだ。
生きていてくれて、よかった