つい先日、親戚のおばあちゃんがいる老人ホームに行ってきた。


そこには私の母の母の妹がいてもう85才なんだけど認知症なんだよね。


久しぶりに会ったんだけど、前回より更に認知症が進んでてもう私のことも全くわからず学生時代の先生だと思ってたw



なんかね、自分が若い頃に記憶が戻ってるみたいで自分が学生だと思ってんだよね。


でもさ、不思議なことに学生の頃のことはよーく覚えてるみたいで


今日は授業で◯◯に行くから とか ◯◯先生がどうのこうの とかよくわかんないこと言うんだよね。



でね、1番ショックだったのはお茶を飲んでる時。

お茶の飲み方がわからないのか湯呑みの下のお皿あるじゃん。


あれごと持ってお茶を飲もうとするんだよね。


お茶の飲み方がわからないってなんかもう人間としての基礎を忘れてしまってるような感じじゃん。


老人ホームの職員さんに聞いたら、他にも結構あるみたいでおせんべいの袋の開け方がわからないとか。


人によっては眼の開け方がわからないとかそういうこともあるって言ってた。

わからないもなにも自然に開けるものじゃんって思うけど、それすらもわからないって認知症ってなんなの?って思うよね。



お昼ご飯の時間にいっしょに食堂行ったんだけど、食堂には老人が大勢いるんだけどなんか落ち込んだ。


だってさ、老人ホーム自体はめっちゃ綺麗だし日も当たるのに雰囲気が暗いのよ。


なんかね、上手く言えないんだけどこっちのエネルギーまで全部吸い込まれそうなくらい雰囲気が暗いの。



フラフラ歩きまわる人もいれば、介助されながらご飯食べる人もいる。



保育園なんかもそんな感じじゃん?

だけど、雰囲気が全然違う!


娘が行ってる保育園って古いし陽当たりも悪いんだけど、活気が違うのよ。


どんなに古汚いとこに居ても子供が大勢いるってスゴイんだね。


なんだろ。

いる場所じゃなくている人が大事なんだなって実感したわ。


娘もいっしょに行ったんだけど、おばあちゃんは子供からみなぎるパワーを感じるのか?

娘の手をずっとにぎにぎしてたわw



けどね、娘は老人ホームの雰囲気が嫌だったみたいでめちゃくちゃおとなしくなってていろんな意味で圧倒されてたw



でもさ、認知症って残酷だよね。


やだな。

1番なりたくない病気かも。


それだったら、ある日突然ぽっくり死んじゃった方がいいな。

惜しまれるうちに。