4月4日チリ-プンタ・アレーナス-
昨日、偶然宿で隊長と再会し、
行動を共にしている。
カラファテからプエルト・ナタレスを経由し、
プンタ・アレーナスへ。
プンタ・アレーナスは
つい最近洪水にあったらしく
まだ町は泥まみれだった。
それだけ。
4月3日アルゼンチン-エル・カラファテ-
フィッツロイ8日目
7日間毎日トレッキングして迎えた最終日。
次のフライトが迫っているため、
今日の昼のバスで町を出発しなければいけない。
本当は、
最南端の都市ウシュアイアや
チリ側のパイネ国立公園や
大理石で出来た洞窟マーブルカテドラルにも
行きたかったけど、
すべての時間をフィッツロイに費やしてしまったため
諦めざるを得なくなった。
そもそもバスでサンティアゴに戻る予定だったのに、
時間がなくなって飛行機で帰るはめになってしまった。
そこまでして見たかった朝焼け。
他の旅人には初日で見れた人も何人かいて、
簡単に見れると思っていたら、
そんな甘くはなかった。
「煙を吐く山」と呼ばれる通り、フィッツロイには常に雲がかかっているし、
太陽が出てくる方角も晴れなければいけない。
今日がラストチャンス!
他のみんなとは見たいポイントが違うため、
ナオミと二人で出発。
今朝はいつにも増して寒かった。
セーターやダウンジャケットを着込んでも
意味をなさないくらい寒い。
真っ暗闇の中
何度も通ったトレッキングルート。
今日で最後かと思うと、少し感慨深くなった。
空を見上げると、
とんでもない星の数。
晴れている。
今日はいけるかもしれない!
最後に絶景みせてーと心の中で願った!
神頼みとか嫌いだけど、藁にもすがりたい気持ちとはこのことだ!
慣れた道のりをサクサク進み、
いつもの紅葉ポイントに到着。
歩いている時は
ポカポカしているから我慢できるけど、
日の出を待っている時間がとにかく寒い!
凍傷レベルに寒い!
何度経験しても慣れない寒さ。
フィッツロイはまだ眠っていた。
ここ数日、雪が降ったため
フィッツロイもうっすら白くなっている。
これまた美しい。
寒さに耐えながら
日の出の時間を迎えるも
赤くはならない。。。
落胆と期待の両方の気持ちが交錯しながら、ねばる!
ねばってるとー
なんかフィッツロイのてっぺんと
左の雲が赤くなってきた気がするーー
きたーーーーーーー!
フィッツロイのさきっちょだけ赤い!
紅葉も赤い!
朝焼けは徐々に下がってきて
フィッツロイは赤く光るのに、
手前の山には光があたらないのが不思議。
フィッツロイが絵で手前の山が額縁のような役割。
赤からピンク、そして黄色へと色を変えていった。
かなり感動した!
この旅ベスト3に入る思い出かも。
絶景を堪能した後、
感動を共有しようと
みんなのもとに向った。
レイカさん、鈴木夫妻、アキさんも
予想通り興奮してた!
8日間、一つ屋根の下
この4人と苦楽を共にして、
最後に同じ景色を見れたことが何よりも嬉しかった。
(隊長が残ってれば、なお良かったけど。。。)
最後にみんなで記念撮影!
みんなは、まだ残っていたけど、
うちらはバスの時間が迫っていたから、
急いで帰路についた!
名残惜しいけど、さようなら!
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今回目にした絶景は、写真では表現しにくい。
一分一秒変化していく色は伝えにくい。
だから勝手に鈴木夫妻のHPのURLを貼りますw
映像クリエーターのりょうせいさんがフィッツロイを映像に残してくれた!
ほんとすごいから、みんな見てみて!!
「旅する鈴木」
ちなみにウユニとかの映像もごいすーです。