私の職場のお局様2人は、開店から今も居続け、強烈なキャラの部分もあるが、プライベートでは良い家庭人なのだろうなと見ていて思う。


ごく近所から働きに来ているので、知り合いやママ友さんがお客さんでみえることもよくあり、そつなくさすがの対応をしている。


・・私がこの職場で救われていたのは先に退職してしまった同時期の先輩と、3ヶ月ほど早く入った先輩のおかげが大きい。


他の先輩パートの方々も良い方々が多いというのも、ありがたいと思っている。

ただ人手不足が続いているので、それがかなりきつい。


GWは、ほぼガッツリとシフトを入れられていた。息子は適度に部活が入っていたがそれでも昼食の作り置きをしておかなくてはならなかったのが、たとえ手抜きになってもきつかった。


GWの4連勤は、通常よりも忙しく、たくさんの食材がボコボコ売れて、私はとにかく乗り切るんだとヨボヨボしながら出勤した。


私より3ヶ月ほど早く入ったB先輩は3、4才ほど年下だがとにかく快活で明るく屈託がない。

ちゃきちゃきと何でもこなし、よく動き親切で、嫌なことも「やんなるわね~(笑)」で済ます。


誰とでも仲良くできて、仕事をすいすいとやりこなして短時間のパートさんなのでいつのまにか退勤されている印象だ。


私が病んで辞めそうになっている様子を早くに気付き

励ましLINEをタイミングよく送ってくれる優しい方でもある。


朝礼前にGWの話になって、彼女のところは「うちはね~、大学生の長男は音楽フェス参加で夜行バスで出掛けて、高校生の次男は彼女とデートね~(笑)、旦那は自転車が趣味でどこそこまで走りに行ってるよー。行った先で別にいいのに写真送られてくる(笑)


で、彼女はいつも通り短時間のパートをやりに来てくれているが、ご家族は各々好きなことをやっているので「誰も家に居ない(笑)」と気楽なようであった。


・・おぉ・・私が思い描いていたような家族像がここに易々とありますよ・・


旦那さんも確か安定した知られた所のお勤め先だったと思った。短時間のパートで家計が回り、お子さんたちも手が離れて、「夕飯要らないなら早めに連絡ほしいわー」くらいの程よい距離感。


私はあまり、よその家庭を羨むことはなかったのだが、何かこれには羨望の眼差しで彼女を見てつくづく羨ましいと思った。


勿論、これらはご家庭のほんの一面で私は何もわかっちゃいないのかもしれない。が、とにかくこういう感じがとても羨ましいと感じるのだな、今の私は・・と、改めて思った・・。