ご訪問ありがとうございます。


訪問看護師さんが父に点滴をして下さってから、徐々に父に血の気が戻って来ました。

と同時に、私達は今後の父の介護方針を考え直し始めなければならないけど…心のどこかで、グループホームが諦めきれなかったので、本当ならグループホームの契約日を変更し、暫定ながら入居日も決め、入居前の健診も1週間ずらすというあくまで暫定的なスケジュールを組み直したのです。

しかしながら、93歳を迎えた父ですから、急変してそれこそ急逝しても不思議ではないわけで…ある程度、これから進む道を受け入れるつもりにもなりました。




ところが、ほんの少し目を離したすきに…自ら点滴を外してしまったのです。

もちろん、目を離した私達が悪いし、何故点滴をしてるか理解出来ない父を寝ているからと一人にしたのがいけないのです。
点滴針のある左手をベッドの手すりにくくっていたからちょっと安心していたのがいけないのです。


血だらけになっている父は、キョトンとしながら、血が滴り落ちてる腕で血が点々とついた畳を拭こうとしていました。

姉と一緒に父をきれいにし、血だらけのシーツ、畳、ベッドの柵を始末しましたが…父の様子が変なんです。

何と、さっきまで息も絶え絶えだった父ではないのです。




いつものようにノロノロした足取りでリビングで新聞読んでる父。

知らせを受けて急いで来てくれた看護師さんも驚くばかりでした。

点滴は1本途中で断念。

予定では暫く点滴治療するはずでしたが、キャンセル。

在宅で様子を見る事になりましたが…


こんな事ってあるんだーとみんなびっくりでした。