昨日、母の葬儀が終わりました。
沢山の人たちに見送られて、沢山のお花に囲まれて旅立ってしまいました。
きっと今はココちゃんを抱っこしながら、私たちを見ているかも知れません。
優しい顔をした母の遺影は、認知症初期に写真館で撮ったものですが、その顔を見ていると、介護の苦労が少しずつですが、薄れていくのです。
不思議。
介護中は逃げ出したくなるほど、辛く苦しめられたのに、壊れていく母が哀れで情けなくて病気を恨めしく思っていたのに…。
そして、いつ終わるともわからない介護から、終わりが見える介護に変わった時、母は私の話すことが理解出来る様に思いました。
発語が出来ないけど、優しい眼差しで見つめてくれる時があり、こんな時は理解していると感じたのです。
今は母に触れる事が出来なくなってしまいましたが、私の心には、優しい母が帰って来ました。
これからの心配は、父の事。
いろいろありますが…しばらくは、父を支えていかなければいけません。