点滴止めて5日目の昨日も母は車椅子に3回も乗りました。
嚥下がよく出来ないので、ゼリーとかプリンを口に入れても出してしまいます。
それでも、母の意思表示を受け入れてあげたいと思うのは当たり前の事。
姉や父は また、点滴すればもう少し持ち直せるんじゃないの? そうすれば、3月5日に帰国する我が息子くんに会えるかも…先生に聞いてみたら?と、言い出した。
初めは、それもあり?と、心が動いたけど、よくよく考えたら…
欲を出したらキリがない。
次は点滴より胃瘻がいいのでは…となるに決まってる。
みんなで決めた今回の事。
孫たちが帰るまで点滴する。
それ以降は、母の体力、寿命にまかせる。
そうしてあげる事にしたのに…
そうすると決めたから、水面下でいろいろと慌てなくていい様に準備を始め来たのです。
不謹慎ですが、もしもの時に高齢の父の事を第一に考えて、動ける様に態勢を整えて来ました。
ほぼ…準備は整いつつあります。
だから、これからはみんなで母の側に寄り添いながら過ごしてあげるはずでした。
今日も姪っ子ちゃん達のパワーをもらった母は、車椅子に1時間近く乗っていたそうです。
午後から私が父を連れて行った時は、ベッドで横になっていましたが…両手をしきりに上げ下げしたりして動かしていました。
両目もハッキリ開いていましたし、私の手を掴む力はハンパなく強かったです。
口腔ケアをしてもらっている時も、先生の頭や顔をグーパンチするくらい力がある母。
先生に申し訳なくて…病気とわかっていても、申し訳なくて、謝りまくりました。
とても点滴止めて6日目とは思えない、ほぼ何も口にしてない母とは思えない行動でした。
そんな母に、そんな母だからまた点滴しようと言う姉。
その気持ちもわからなくはない。
でも、いつまで点滴するのか…
点滴止めて数日経つとまた今と同じような状態になるのがわかっている。
そしたら、また?
私は…
この問題を考えたくない気分です。
どうするのが、正解かわかりません。
先生に相談したり、交渉する事もしたくない気分です。
すごく疲れてしまいました。
私はこんな姿を見るだけでいい。