点滴を止めて、3日目。
今日の母は、眠ることなく、目もぱっちり開いて反応していました。
午前中は姉と姪っ子ちゃん2が先に面会に行っていた父と合流して、実家に連れて帰ってくれました。
その時の母がいつもになく反応がハッキリしていたよ…と、聞いたので夕方の面会が楽しみでした。
私が行くと、すでに姪っ子ちゃん1が来ていました。
母は…すごい!ハッキリと指を指して何か指示しているのです。
いつもは、横向きに身体をくの字にさせて寝ている母が、今日はまっすぐに仰向けで寝ながら、姪っ子ちゃん1のお喋りに頷いたり指を指したりしているのにビックリ。
すると、どうやら車椅子に乗りたい様子。
職員さんに載せてもらった母は、指を指しながら、みんなのいるリビングに連れて行くように指示。
姪っ子ちゃん1が押して連れて行ってくれました。
私はそんな母の姿を父に見せたくて、急いで実家に戻り父を連れてきたのです。
母が車椅子に乗れなくなってからは、父は寝たきりの母しか見てませんでしたから、どうしても今の母を見せてあげたかったのです。
嬉しそうなふたりの写真。
父もいい顔してます。
これを『奇跡』というのでしょう。