昨日から母から目が離せなくなりました。

金曜日に主治医のもと、母に水分の点滴をしました。

水分が入った事で、点滴しながらのトイレ往復が頻繁になり、二人がかりの介助は大変でした。

点滴している2時間、職員を拘束しておくわけにもいかず、手を握っている父だけにトイレ介助は任せられず、今後のことを考えると…悩むところです。

なぜなら、父には母を支えたり、持ち上げたりの介助は共倒れになる危険があり、絶対にさせたくないわけで…そんな想いに反して、大丈夫だ。俺にだって出来る‼︎と言う父。
私ですら、支えたり持ち上げたりするコツを知らないので、腰を痛めやしないかと怖々ですからね。

そんなトイレ介助が昨日から否応なしに襲って来たのです。

それは、昨日、父が面会に行った時、母はトイレと居室の往復で、じっとしていませんでした。

私が父を迎えに行ってから、45分間に3度もトイレに行ったのです。

高齢者で認知症で…といえば、一回のトイレ利用時間は軽く5分はかかるわけで…しかも、ズボンの上げ下げから便座への誘導や、排便待ちや、後処理…すべて、父が介助してました。

時間…5分以上かかってましたね。

それから、居室に連れて来ても、またトイレに行きたいと言い出す母。

そして、また父が介助する…がくり返されました。

{2BC7B26D-040F-4B4E-988C-8A7F40F34B08:01}


そして今日、私が母の面会に行くと…昨日からずっとトイレと居室の往復を続けていることを知りました。

私が行ってもまだ続いていた往復。

その度に、私が介助していました。

母の下着を交換してあげると、そこには筋肉の落ちた見た事のない身体の母がいました。

しかも、左足に靴下を三枚重ねて履いていて…右足は素足でした。

悲しい。

切ない。

お母さん、こんなになっちゃった。


多分、母は失行症状でしょう。


ベッドの寝方もわからなくなったので、居室にいられないのでしょう。

唯一わかるのがトイレなんだと思います。

そう、職員さんから言われました。

昨日から一睡もしてない母。

今日はベッドに誘導してもらって、寝てくれるといいな。