母を連れて銀行に口座を解約しに行って来ました。
昨日、そう決めてから、母を連れ出す作戦をあれこれ考え、向こうに着いてからの母のサポートをシュミレーションしていたら、頭が冴えてすっかり寝不足。
もっとで~んと構えて、いや、何も考えずに行動出来る性格ならいいのだが…何かとしっかりやり遂げたいくせに小心者の私は、かなりの覚悟を持って挑んだのです。
施設から連れ出すにあたり、当たり前の理由なんて理解できないのはわかっていたので、田舎に行っちゃう?(笑)帰っちゃおうか?と、いつも母が行ってる言葉で母の動きにスイッチを入れました。
タクシーを捕まえるまで歩きながら、今日は銀行に行ってお金を下ろして来ようね~お金ないと、田舎帰れないしね~なんて、言ってもそれが何の事かわかってるのか、わかってないのか…無言の母。
ま、いいよ、後はタクシーに乗ってしまえば。
タクシーには、私が先に乗り、その後に母。
こういう時、介助が必要ない母は助かります。
300メートルくらい先で下車。
笑っちゃうくらいの走行距離。
でも、漬け物石のような重い足取りの母を連れて歩くには、会話も気持ちも持続しない私には有難かったです。
さて、銀行に行きいよいよ手続きです。
昨日、一度受け付けで相談していたので、すぐに案内してくれました。
用紙に母の名前を書けるか心配だったのですが、何とかぶれながらも書けた母。
すごい‼️
二枚目の用紙には、もっと上手に記入出来ました。
手続きを待っている間、持参した編み物をさせていました。
子どもじゃないけど…母にとって編み物は安定剤のようなものだから、これまた助かります。
しばし待った後、無事に解約終了。
現金を受け取り、母を連れて帰りました。
最後まで銀行で解約する意味もわからない母でした。