前記事の後日談です。
3月10日の『東京大空襲』のお参りの件の続きです。
いつもの通り実家に行った私は、他愛ないおしゃべりを父としていました。
テレビでは、やはり70年目を迎えた『東京大空襲』の話題が流れています。
すると、父の方から「今朝な、(亡くなった)姉にお茶淹れて、両国の方向に手を合わせたよ。もう、両国までお参りに行くのも大変だしな…迷って人に聞くのもカッコ悪いしな…」って言って来たのです。
なんだかんだと言ってはいたものの、父の口から聞くと寂しい気持ちになりました。
でも…これでいいんだと思います。
いつかは、色々な事を決別したり、諦めたりしていくものです。
それは、父だけに当てはまる話ではなく、私にも当てはまる話です。
自分の体力やその時の状況で判断することは、悪いことではないと思います。
だから…父を褒めてあげようと思います。