朝晩はすっかり秋らしい陽気となってきた東京です。

朝、わんこおめかしヨークシャテリアの散歩に出る時間もだんだんと遅くなって来ちゃいました

父のグループホームに出かける時間は、一番いい時間帯のお昼過ぎに行くパターンに戻りつつあります。

熱中症の心配からも解き放たれ、しばしほっと出来る季節到来ってところですね。


さて、先日の家族会のつづき…

最初の会議の時は、リビングで行いました。

…ってことは、当然、いつもの利用者さん同席ってことです。

たまたま、私の母は便意との戦いの真っ最中だったので、端っこの席に座り、職員さんにフルケアされて、椅子とトイレを何往復もしていましたよ。

参加された家族と同席している利用者さんといえば…ウトウトと寝そうになっている方や、ぼーっと一点を見つめている方や、うん、うんと相槌を当たり前のように打ちながら聞いている方などいました。

本当なら、なぜ自分がここにいるのか、またいなければいけないのか、なぜ家に帰れないのか…って感じるのでしょうが、それぞれみんなが認知症なので、特にその疑問点に引っかかる人はなく、何事もないように会議が進行していくという感じでした。

認知症の初期のころ、母にただただひた隠しにしていた「認知症」というワードも今は母の前で口にしても気にならなくなった自分がいます。

職員さんから、日常の様子を聞き、あらためてここにしてよかった…と、思いました。

そのうちに『個別支援』というサービス?をしてもらえるようです。

それは、個別に職員さんがおでかけに付き添ってくれるというもの。

例えば…昔よく行ってた『美術館』に連れて行ってくれたり、デパートに連れて行ってくれたり…と、その人が希望する場所やお店にお出かけをさせてくれるらしいです。

もちろん、利用者さんが希望を言えればいいですが、そうでなければ、家族がお願いをすることになるのでしょう。

果たして、母は…どこに行きたいのか、何をしたいのか。

なんとなく、楽しみな私です。