昔々は新学期になる度に、父は私達娘の教科書や持ち物に名前を書いてくれました。

私は母の字より、父の字が綺麗で好きでした。

いつしか、父の名前書きの出番が無くなり、時代も手書きからシールや印刷に…

そんな父に、今になって名前書きを頼めることが出来ました。

それは…母の靴下。

施設に持ち込む物には名前を書く必要があるので、父の出番はこれから沢山ありそうです。

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黒のマジックで、靴下の内側に一生懸命書いている父。

まさか、こんな時が来るなんて考えた事なかったと思います。



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