今日、餃子を作りました。
私の作る餃子は母の味です。
キャベツ、人参、椎茸、長ネギ、豚ひき肉で作るので、サッパリ系に仕上がります。
同じ母の娘でも、姉は母の餃子が作れません。
随分前に、実家で母の餃子を作ったら、とても懐かしがってくれました。
一緒に包むのを手伝ってくれた母でしたが、あの頃からレシピは忘れてしまっていました。
だから、再現出来るのは私だけ…
普通でしたら、別にどうでもいい事かもしれませんが、認知症になってしまった母の今は二度と作ることが出来ない餃子の味を作ることが、私は嬉しいのです。
そして、それを「美味しい‼︎」と言って食べてくれる息子くん。
これ、おばあちゃんの味だよ。
認知症になってしまった母だけど、母の味は健在です。
これって、素敵な事ですね。
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