今日、父はまた母に会いにGHに行きました。

今日は私が行くと言っていたのに…

「いや、俺が行く‼︎」と言い出し、送り出しました。

1時半くらいに出発し、帰って来たのは3時くらいでしょうか…往復、30分ちょっとと考えても、本当にいい距離です。

しかも、向こうで1時間くらいは母と話せるわけですから、毎日でも会いに行きたいと言うはずです。

今日は母の近所の人と写っている写真を持って行きました。

若かりし日の母が、近所の人達と一緒に写っている写真を見ても、分からなくなっていたようです。

何度も何度もアルバムを見ていたそうですが、誰だかわからないようでした。

母の記憶は、もっと前しか無くなってしまったのでしょうか。

それでも、父には「ここまで、どうやって来た?」と聞いたそうです。

それは、母の記憶は子どもの頃に住んでた時代ですから、随分遠くから来たと思うのかもしれません。

悲しい事に、母の病気は止められません。

でも、そんな母に一生懸命に寄り添う父は、すごいです。

すっかり、私の出番が減ってしまいました。

実家でも、きっと父はそうしていたんだと思います。

でも、その度に、罵られたり、攻撃されたりしていたんだな…と、思うと切なくなります。

だから、少し距離が出来た今、父がしたいようにさせてあげたいと思うのです。

夫婦だけの絆があるのかな…。



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