昨日は姉が実家に行ってくれました。

その時の報告です。

母とワンコの散歩に行った姉は、途中にあるいつもの美容院に飛び込みで母を入れることに成功したそうです。

運よく誰もお客さんのいなかった美容院は、予約なしで受けてくれました。

もう、何日も洗髪した形跡のない母の髪の毛は、べったりとしていて、白髪はおろか、地肌が見えている状態…私は毎日そんな母の頭を見慣れているので、さほどショックはありませんでしたが、1週間に1度、はたまた2週間に1度しか母に会わない姉は気になったのでしょうね。

それでも、姉に連れて行ってもらえたので、ひとつ私の仕事が減り、助かりました。

1時間後に美容院に迎えに行き、すっかり綺麗な髪になった母は、きっと素敵に見えたことでしょう。

姉が帰る時に、「ありがとうね!」と握手をしてくれたそうです。

その時に「おばあちゃん手、綺麗でいいねぇ…私の手なんか、ほら、こんなに節が出てきちゃってね 」って、姉が言うと…「あらま、きっとお母さんに似たんだねぇ~」と言った母。


母は姉を認識していないってことです


悲しいけど、これが今の母。


もちろん、毎朝、私が行って送り出していることも覚えてないので、「杏仁はもう何日も来てない」と言うそうです

まだ、私の事を杏仁とわかっているならいいけど、『あちら辺の人』っていう事もあるようですから、名前は忘れかけているようです。

そっか、自分の名前もわからなくなってしまったんだから…しかたないか


確実に周辺症状も進んでいます。