今日、母の主治医の往診日でした。

母の…ということではありますが、父の身体の相談もしています。


そこで先日、父がワンコの散歩の途中に『モノが2重に見る』という現象に見舞われた話しをしました。
その症状はその時だけで、長く続きはしませんでした。

父からその話を聞いたとき、『脳梗塞』を疑いましたが、それと同時に健康診断にも行かせないと…という思いが私を突き動かしました。

そんな事があったので、今日、先生に聞いてみたら『
一過性脳虚血発作(TIA)』だったと言われました。

どんな病気かというと、一過性脳虚血発作(TIA)とは、脳に行く血液の流れが一過性に悪くなり、運動麻痺、感覚障害などの症状が現れ、24時間以内、多くは数分以内にその症状が完全に消失するものをいいます。脳梗塞(のうこうそく)の前触れといわれています。
 
聞いただけでぞっとしました。

幸いにもその時だけの症状だったようですが、今後の予防が重要になってきました。


今までいつもいつも母中心に考えて、父の事は後回しにしてきただけに、心がかきむしられるくらいにショックでした。


父に対して、もっとやさしくしてあげなきゃ、後悔するような気がしてきました。

どんなに誠心誠意看ても後悔はするのだと思うけど、今、私は父に対して後悔しかないような気がしてきたのです。

だから、そんな気持ちが少しでも少なくなるように、父に笑顔を向け、父の話に耳を傾け、父の小さな満足を満たしてあげる努力をしてあげたいって思います。