ちょっと分かりずらいタイトルになってしまいましたが…

記憶から消えてしまいそうなのが『母の母』(私の祖母)です。

今朝の送り出しの時に、母の子どもの頃の話をしました。

母は田舎の医者の娘として生まれ、男ばかりの兄弟の中に初めて生まれた女の子でした。

そして、時代が時代でしたから、女中さんを何人か使っていたような身分でした。

母はそんな女中さんたちといることが多かったんでしょう…

母におんぶしてもらった記憶がありません。

ご飯の支度も女中さんがしていたので、母親から教わった『家庭の味』みたいなもの…も、ないのでしょう。

今から思えば…気の毒な話。

ま、そんな環境で育っていたからでしょうか…母が今日 かーちゃんってどんな顔してたか、わかんないよ。覚えてない…って、ポツリと言いました。

ハッとした私は、祖母の写真を母に見せましたが、無反応。

母の記憶から祖母の顔は消えつつありそうです

これが、認知症です。