今日は姉夫婦と甥っ子くんが実家に来ました。

そして…お昼はお寿司を取り、姉と私のとこからの持ち寄りのお料理を並べ、『暑気払い』をしました。

これは、昨日突然思いついた集まりでした。

毎日暑くて、家にずーっといる父を囲み、ちょっとワイワイしてあげたかった。

母がいるとどうしても、母の顔いろを伺いながらで、私たちも全然楽しめない…

まして、みんなが帰った後の、父とのかかわりも心配でしたし…

そんな事を考えた結果、母のデイサービスに行っている間に集まることにしました。


今年になって、こんな感じで母のいない時間に何かする事が多くなりました。

最初は何となく罪悪感のような気持ちがありましたが、今は最初ほどのそれはありません。


少なくとも父は私たちにとっても大事な大好きな存在です。

いつも母に寄り添ってくれていて、とても感謝しています。


だから、健常な父に対してきちんと向かい合い、たまには労ってあげたいと思うのです。


でも、それには申し訳ないけど、母の存在が邪魔(?)っていうか、上手く表現出来ませんが、母がいると父を中心に囲んであげられないのです。

でも、今日は心置きなく父を労う事が出来ました。

母が帰って来る頃には、姉夫婦達も実家にはいません。

痕跡があるとしたら、『空っぽになったお寿司の桶』だけです。

それを見ても、母は何とも感じないと思います。

ま、それだけ認知症が進んだんですけど…


どれが正解で、どれが不正解なのかはわかりませんが、今日は『父』を囲みたかった…それだけです。

認知症の母を中心に回っている私たち。

たまには、母を外してもいいよね