今日は母の主治医の往診の日でした。
認知症の専門医である先生が2週間に1度往診して下さるので、とても有難いと思っています。
母も先生の事は認識出来ているようで、門を開けておかないと…とか、何時に来るの?とか何度も言ってきます。
母の診察の後、看護師さんに点滴をしてもらっている間は、先生と話が出来るので、母の最近の様子とか、困ったエピソードとかを聞いてもらえるので、私も楽しみにしています。
最近、母は『時計』が読めなくなりました
デジタルの表示も『時』と『分』が認識できないようで…
今日も『2:57』の時に、私に何時だ?って、聞いて来ました。
だからもうすぐ3時だよって、答えた私。
すると、母は近くのデジタル時計を見て25…と、言ったのです
こんなこともありました…2時というのは理解出来ても、限りなく3時に近い2時を認識できないのです。
さっきの『2:57』も2時と認識する母なのです。
間違っちゃいないのかも知れませんが…なんか変ですよね
そんな話を先生にしてみました。
すると、そろそろ『見当識障害』が出てきたと言われました。
『時間』『場所』『人物』の順番で失われてくるそうです
もちろん、知識としては知っていましたが、いよいよ母にそんな症状が出て来たのかと思うと、またひとつ母が遠くに感じてしまいます。
母の姿をしていても、中身が、頭の中身がどんどん知らない母に変わっていくという現実を、受け止めなければならないのです。
見当識障害とは…
●最初は「時間」
認知症の専門医である先生が2週間に1度往診して下さるので、とても有難いと思っています。
母も先生の事は認識出来ているようで、門を開けておかないと…とか、何時に来るの?とか何度も言ってきます。
母の診察の後、看護師さんに点滴をしてもらっている間は、先生と話が出来るので、母の最近の様子とか、困ったエピソードとかを聞いてもらえるので、私も楽しみにしています。
最近、母は『時計』が読めなくなりました

デジタルの表示も『時』と『分』が認識できないようで…
今日も『2:57』の時に、私に何時だ?って、聞いて来ました。
だからもうすぐ3時だよって、答えた私。
すると、母は近くのデジタル時計を見て25…と、言ったのです

こんなこともありました…2時というのは理解出来ても、限りなく3時に近い2時を認識できないのです。
さっきの『2:57』も2時と認識する母なのです。
間違っちゃいないのかも知れませんが…なんか変ですよね

そんな話を先生にしてみました。
すると、そろそろ『見当識障害』が出てきたと言われました。
『時間』『場所』『人物』の順番で失われてくるそうです

もちろん、知識としては知っていましたが、いよいよ母にそんな症状が出て来たのかと思うと、またひとつ母が遠くに感じてしまいます。
母の姿をしていても、中身が、頭の中身がどんどん知らない母に変わっていくという現実を、受け止めなければならないのです。
見当識障害とは…
●最初は「時間」
認知症の初期は、時間に関する見当識から失われていきます。
●しだいに「場所」がわからなくなる
認知症が進むと、だんだん「場所」の見当識も失われていきます。
最初は慣れていない場所で迷う程度で、頻繁に起こることもないため、家族も「たまたま」と思ってしまいます。
しかし、場所の見当識障害は、しだいにはっきりしてきます。
自宅のトイレがわからない、自宅にいるのに「家に帰る」と言い張る、といったことが起こるからです。
●最期は「人物」の誤認
最終的には、家族の区別もつかなくなります。
孫をよその子供と間違える、配偶者に「どなたでしょう」とあいさつする、息子が帰ってきたのに「知らない男が侵入した」と騒ぐ、といった行動があらわれます。
「認知症・アルツハイマー病 より」