今日は朝から暑い、暑い 日曜日でした
久しぶりの日曜日に実家当番(?)になった私。
朝の送り出しがない分、気持ちは楽です
朝から…何もしゃべらない母。
ただ黙々とご飯を不味そうに(?)食べていました
いつも決まったものしか箸をつけないのは…それが好きだから?と思っていましたが、どうもそうとも言い切れない感じです。
つまり、そこに並べてあるものが何か認識出来なくなってきているもかも知れません
私がそばにいれば これは〇〇だよ~ 好きだよね
なんて、言ってもあげられますが、父と二人だけの食卓では、父のそんな甲斐甲斐しい一言が、母にとっては『地雷』になるようで、ますます寡黙になる母なのです。
そんな母を見兼ねて父は 何怒ってんだ って、言ってしまったらしい。
すると、母はわけのわからない事を大きな声で言い出し、父に向かって3本にまとめた編み棒を突きつけたそうです
今回は『包丁』 でなかったらよかったものの、もしも…って考えると悲しくなります。
その後、父はそんな母を相手にせず、先に床に着いたらしいが…その時も、母はまだガタガタ騒いでいたようです。
でも、父が私に言ってくれました。
あんなことになっちゃって、俺は反省したんだよ。
おばあちゃんはそれが病気なんだよな…
黙っ~てたって、別に何とも思っちゃいないんだよなって。
今更、そのことに気が付いたんかい
って思いましたが、父が母の『認知症の症状』である言動に気が付いてくれたことが、今後二人を生活させていくのには大事なことなので、
うん、そうだよ。
おばあちゃんは、黙ってても何か考えてて黙ってるんじゃないんだよ。
何か面白くなくって黙ってるんじゃないんだよ。
何を考えているか、何をしていいのかすら考える『脳』が壊れてきてるから、本人はなんとも思ってないんだと思うよ。
なのに、「なに黙ってるんだ!」とか「怒ってるのか?」なんて聞くから、おばあちゃんの逆鱗に触れちゃったんだよ。
だから、これからはそういうとこがあっても、放っておけばいいよ。
って、私の考えていることを伝えました。
素直に受け入れてくれた父。
私たち子どもより、伴侶である父のほうが『受容』に時間がかかっているようです。