おはようございます

今日も快晴 朝から暑い東京です


今日の送り出しで思った事があります。

今日の母は今まで以上に手強かった…

いつもの様に実家に行くと、母の部屋の障子は閉まったまま。

昨日飲ませた『リスぺリドン』の効果もむなしく、手こずりそうな予感がありました。

玄関を開けて、母の部屋を覘くと、案の定…洋服にはなっているものの、腐った顔して、左側のお腹を押さえて、息も絶え絶えの母がいました。

窓も閉め切ったその部屋は空気だけでも重いのに、暑い…

急いで、クーラーをかけ、せめて涼しくすれば気持ちもよくなるかも…って思った私。

今日も持参した  薔薇の花4本を、何とか生けてもらいましたが…効果なし

それでも、何とかテーブルに着かせ、朝食を食べるように誘導。

歩き方は…壁をつかまりながらの5センチ歩行。

もちろん、この時もずーっと、お腹をさすりながら、呼吸も苦しそうに、腐った顔をしたままです。


何度、怒鳴ってしまおうかと思ったことか…

無駄なのわかってても、キレそうになりました


食事をしながらの隣で、母の患部に『治療器』をかざしてあげました。


でも…効果はなく…

こんなんじゃ、行かれないよ と、母。


食べ終わった母を、横にさせお腹をマッサージ。

ん…何時だ?痛くって…行かれないな。 と、母。


その度に、なんだかんだと気を紛らわす会話につなげる私。


最後の10分で…何とか、母のこだわりの呪縛は解けました


そして、無事にデイサービスに行ってくれました。




私、思うんです。

認知症の介護って、介護する人の精神力の戦いなんじゃないかって…。

今日はホントに辛かった。

もう母を介護するのが限界かも…って思った。

肉体的に大変とかじゃなく、気持ち…私のモチベーションの問題ですが。

頑張った自分に…そろそろ、『グループホーム』とかを探そうって思う私がいました。


帰り際に、父に
 ホントにいつも済まないな…杏仁がいなかったら、どうなってるんだろう って言われました。


涙が出ました