昨日、夕方姉から電話がありました。

昨日は義兄と二人で、車で少し早目に実家に到着したこと。

義兄が行ってくれたので、実家の庭木の剪定をしてくれたこと。

午前中にちょっと遠出して、お散歩に父と母の4人で出かけたこと。

でも…母は、あまり機嫌がよくなったのが気になったって報告がありました。


その話を聞いても、母の機嫌のアップ ダウン はよくある事で、認識が不明瞭な姉の存在も手伝っての事もあり、あまり気にしませんでした。

明日になればまた新しい(?)母、っていうかリセットされた母がいるわけですから…


そして、今朝。

いつものように、7時過ぎに実家に行った私。

本日の『貢の品』は…ソリダスターという黄色い小花がカスミソウみたいに使えるかな?って思って持って行ったお花です。

あ、これの花言葉は『知識』です

ちょっと、笑えないですけど…

実家の玄関ドアを開けると、ちょうどトイレから出てきた母に遭遇。

その途端、イタタタタ… と、お腹の左側(いつもの場所)を押さえて、廊下に二つ折りなりそうな母がいました。

はっ としましたが…

ここはとりあえず、一か八かそんな母の姿を完全無視した私。

おっはよ~
今日さ、見て見てぇ~こんなかわいいお花持って来たんだよぉ~
ほら、もうこのお花がダメになってるから、生け替えてくれるかな?

って、廊下で痛がる母を完全に無視して言い続けました。

すると…

見事、私の誘いに乗ってくれた母。

綺麗に生け替えてくれました


しか~し、そんな母でしたが、問題はさかのぼる事13時間前。

姉夫婦が帰った後、夕食を食卓に並べている頃。

母は父に『包丁包丁 』を向けて来たそうです

きっかけ…よくわかりません。

昨日は全体的に『不機嫌』だったという事。

父の話から考えると、夕方のワンコのお散歩も父と行くのを拒絶していた母。

わざと、駆け足で父を避けるようにしていたらしい…

そして、ワンコの餌も食べさせ終わっているのに、あげてない と、騒ぎ出し、ワンコのお皿を蹴りあげた母。

事件(?)はその直後だったようです

以前、一度母に殺されそうになってる父は、騒ぎ立てそれ以上に興奮させることもなくそーっとその場から回避してくれたので、命拾いをしましたが…

その話を聞いて事の重大さに震えました。

一つ間違えてたら『ニュース』になってました。


認知症…

ただ段々と呆けていくだけじゃない母。

母の場合、こういう行為とまだ紙一重にいるんだ…って事が悲しかった。