もう木曜日。

なんだか1週間があっという間に過ぎてしまいます

思えば母が認知症になって4年…息つく間もなく突っ走って来たような気がします。

介護初心者の頃は、『認知症』=『記憶がなくなる』みたいな知識しかなく、廃人のような母になってしまうのが怖くて、悲しくて、受け入れられなくて…毎日泣いてました。

今思うと、あまりにも無知すぎて、滑稽な発想でした

でも、実際はこの4年の間に認可された認知症の薬も少しずつ増えているようですし、母はそんな薬こそ飲んでいませんが、ゆ~っくり、ゆ~っくりの症状の進行で済み、なんとかまだ日常生活を父と送れています。

とはいえ、最初は暴言、暴力、混乱、妄想…なんでもありの最悪状態でしたから、今は私に依存していますがそんな母を愛おしいと感じられるようになりました。


母に比較的手がかからない日に限って…父の天然ボケにカチンと来てしまう私

天然ボケ…と、思いたいだけなのかもしれませんが。

そうでなくても耳が遠い父。

2,3度同じことを言わないと聞こえない

例え聞こえたとしても、『そら耳アワー』状態で伝わっているので、返って来る返事がトンチンカン

で、結局、大きな声で怒鳴って…初めて正しく伝わるわけで

父にしたら、聞こえてくる言葉が『怒鳴り声』ですからね…気持ちいいわけないよね

気分が悪いに決まってる…

そんな時、必ず父は…黙ってしまいます


今朝だって母を送り出してから、今日の夕方から食事会に行く父宛ての『招待状』を探してあげて、カウンターの上にわかるように置いてあげました。

なのに、帰り際に確認すると…

あれ?ここにあったから、失くさないように…って、どこにやったんだぁ???

父はいっつもそう…

いざっていう時に、
あれ~ないぞ!大事だから…って思ってたんだから、捨てるわけないし。と、必ずこのパターンなんです。

何度、こんな場面に直面したでしょう…

今朝は、それをしたくなかったから、私が探し出してわざとカウンターに置き、父に伝えたのに…失くした父。

もう、キレちゃいましたよ

なんで、わざわざどこかにしまうかなぁ~ありえないし!
しかも、どこにしまったかわかんないなんて…認知症になったんじゃないの!!
って。

言っちゃいけないこと、一言多く言ってしまった私。

父はまた黙ってしまいました。


結局、束ねた紙の間からまた見つけてあげて、今度は冷蔵庫にマグネットで貼ってきましたけど…

父にひどい事言ってしまったことに自己嫌悪です


補聴器をしてもらえば少しは改善されるのはわかっているので、何度も言うのですが、頑として嫌がる父なので…私が我慢して、そんな父に合わせてあげるしかないのが現状です。


トホホ…


いろんなこと我慢して、相手に合せて介護して…頑張る私、偉いよねぇ~


でも、一言吐き出していいかな


介護なんかしたくない

どうして私ばっかりしなきゃいけないのよ

わたしにばっかり頼らないでよ


…ちょっと、スッキリしたゎ。


今日はこれから、母のお迎えの時間から父が帰って来る10時くらいまで実家です。


結局、姉が代わってくれることはないので、私が行くしかない…

なら、笑顔で行って来ようと思います。