今日、朝の送り出しが終わり、実家から戻って来る途中にちょっと気になるおじいさんが道端に座ってました。

まず、道路の端とはいえ、座っていることが不自然。

身なりが赤っぽいトレーナーとスウェットの上下を着ていて、なんか普通じゃない感じ。

そして、持ち物は車のついた空っぽのショッピングバックみたいなのだけだったこと。

自転車で通り過ぎただけですが、何か異様な雰囲気だったのです。

ちょっと、頭によぎった『認知症で徘徊中』という言葉でした。

自宅に戻り、再度実家に向かう途中、同じ場所にパトカーと自転車で警ら中の警察官に囲まれていたさっきのおじさんがいました。

通りすがり、ちらっと聞こえた「わかんないんだよ…」という、おじさんの言葉。

多分、警察官にいろいろ質問されていたのでしょう…

きっと、保護される…と安心して実家に向かった私。


しかし、また私はそのおじさんに遭遇してしまいました。

フラフラした足取りで、こちらに向かって歩いて来ました。

ホームレスにしては、身なりが全然綺麗な感じだし、荷物も少なすぎ。

てっきり、徘徊してて迷子になったおじいさんだと思ったのですが…


警察官が声をかけてくれたにも関わらず、保護してないってことは徘徊中ではなかったのでしょうか…

今となってはよくわかりません。

ただ、同居している家族でもいれば、異変に気づき救いもあるのでしょうが、独居だった場合それも難しいでしょうね。

それに、たとえ声をかけられても、当たり前の受け答えをしていれば気が付かないケースもあると思いますし…

そんなこと考えたら、世の中にはいっぱいこのグレーゾーンの人がいるような気がしてきました。

なんか…切ないです。