それは昨日の夜、9時を回った頃、実家の母から電話がありました。

おじいちゃんが、う〇こ漏らして、お風呂で倒れてるんだよ!もう、どうしていいかわかんないから、来てくれるかい?

もう、目の前は真っ青。

これで3度目。

来るべき時が来たのか…落ち着け私!

そんな事がよぎりました。

たまたま、塾から早く帰って来ていた息子くんがいたのが不幸中の幸い。

パジャマ姿で寝る気満々だった私より早く、実家に走ってくれました。

私も急いで着替え、とりあえず姉に 
おじいちゃん倒れた ってだけ電話を入れ、実家に向かいました。

実家に行くと、外の物置に腰にバスタオルを巻いた父と息子くんが…

息子くんが一生懸命父に家の中に入るように言っているところでした。

リビングにはあちこち便のついた形跡と父の便にまみれて脱ぎ捨てられた洋服があり、部屋中が便臭に包まれていました。

母の様子は…怒った様子もなく、途方にくれてる様子もなく、落ち着いていたのでこれも救いでした。

息子くんとバトンタッチした私は、下着をさがしている
と言いながら、物置を探している父を家の中に入れ、和室に誘導し、父に下着を着せました。

その時も父の足には便が付着しており、雑巾で拭いたり、畳に落ちた便を取り除いたり…

それでも、こちらの問いかけや、自分で着替えようとしている父なので、少し安心しましたが…

同時に、息子くんには母の主治医に電話をしてもらっていました。

原因はなにか…
救急車を呼ぶべきか…

看護師の指示で、横になった父の血圧を測ったところ『108/80』。

意識は戻っているので、とりあえずはこのまま状況をみることになりました。

次は、う〇ちの散乱したリビングの後始末です。

いやぁ~大変でした

先日のブロ友さんの記事じゃないけど私も『うんち祭り』でした

しかも、我が家は夕べ『カレー』だったので、思いは複雑


それにしても、父のせん妄の原因は何?

どうしてリビングのソファに座ったままで漏らしていたのか??

二人が寝付いたのを確認して、自宅に戻りました。


そして、今日は5時半…息子くんのお弁当を作ってから、実家に行ったのです。


昨日の便臭は少し残ってたものの、父もすっかりいつもの父に戻っていたので一安心。

母も昨日の出来事を覚えていて何度も なんでだろう…なんでだろう…
(テツ&トモじゃないっつーの )って言ってました。

もちろん、父は昨日の出来事は断片的にしか覚えていませんでしたが…なにより、普通に戻っていたことに感謝です。

主治医からも朝イチで電話をいただき、話ができました。

多分…昨日の『朝』と『昼』に飲んだ『PL感冒薬』の副作用で意識障害が起きたんではないか…って事でした。

前回、風邪でその薬を飲んだ時も父はだるくて、眠くて…という状態でしたから、父にとってこの薬は合わないってことです。

早く気づいてあげればよかった…

ここしばらくは、父は『要観察』になりました。


それにしても、『認知症』の母…ちゃんと状況を把握して、私に電話がかけられたことにビックリです。


お母さん、命の恩人だよ