一昨年の10月、11月と2度、軽い脳梗塞による転倒以来、毎日薬を飲む生活になった父。

それでも、それ以外の疾患はないので85歳の割には有難い身体と言っていいのかも知れません。

いつもは私が28日分の父の薬をいただいて来るのですが、今日は父の『血液検査』があったので一緒にクリニックに行ってあげました。

母はもちろん、父の通院も今は一人では行かせないようにしています。

理由は…

道中、転倒するのが、心配ってこともありますが、やはり、高齢者ゆえ、医師との意思の疎通がうまく行かない可能性があるということが大きな理由でしょうか…

具合が悪いから通院するわけで、上手くその意志が伝わらなかったり、先生の言っていることがきちんと理解出来ないのは、やはり先生に対しても失礼なのでは…と、考えています。

もちろん、私が同席することで、治療方針なり、薬の増減の話が出来ますから、あとであれこれ対応する手間も省けるというわけです。

思えば、母も『認知症』になってから、一人で外出させたことがありません。

たまに、ワンコおめかしヨークシャテリア を連れてごく近所の広場まで一人で行って来ることはありますが、美容院に行くのも、スーパーに買い物に行くのも、お散歩も…必ず、父か私が一緒に行きます。

これの理由は…

とにかく、母を不安にさせたくない…って事でしょうか。

突然、ふっと、母の心に『不安』が襲ってきたら…と、思うと、次の母の行動が予測不可能な私としては心配で、一人で歩かせられなくなりました。

これって…『過保護』ってやつでしょうか?