母が編み物をただひたすら編むようになって、2年半になります。

その前は、ただひたすら計算ドリルをしていたこともありました。

ジグソーパズルを一緒にやってあげたこともあります。

母が認知症になってから、いろいろと脳にいいと思うことをやらせようと試行錯誤していました。

そして、何より『何かをさせることで、父への攻撃の時間を作らない』というのが大きかったかも知れません。

この頃は、母がデイサービスを拒絶していたので、ずーっと家にいた時期でした。

それこそ、朝ご飯の頃から、夕食の頃までずーっと、実家にいないと、危なくて仕方ない時期でもありました。

時は流れ、今、母は週5日デイサービスに行けるようになりました。

母の症状もまあまあ落ち着いています。

そして、何より毎日編み続けている『毛糸』のおかげだと思います。

その毛糸…編んだ作品が大きな袋で4つ出てきました。

今年はスヌードを編んでもらったので、結構もらってくれる人がいて手元に在庫(?)を抱えなくて済みそうなのですが、去年作ったクッションカバーはたくさん在庫がありました。

今日、姉と話をして、それをもう一度ほどき、巻きスカートのようなものを作ってもらおう!ってことになりました。

母にとったら、ただ同じパターンで編み続けるだけなので大変なことはないと思います。

大変なのは…毛糸をほどかなきゃいけない私だゎ。

でも、母が作ったものが作品になるなら頑張ってほどいてあげるよ!

明日から、また新しい作品を作ろうね、お母さん。