先日…といってもお正月の出来事ですが

パパさんの実家に行った時の話です。


パパさんは男3人兄弟の長男なんですが、実家は3男が継いでいます。

つまり、実家といえどパパさんには帰れる居場所ではないわけで…それでも、実家大好き 九州LOVE のパパさんは、仕事で日本に来ると必ず、わざわざ九州まで顔を出します

だから、私は実家にいる義妹(私と同じ年)から嫌味タラタラのメールをいただくこともしばしば

イチイチパパさんの出張のスケジュールを把握していない私としては、謝るしかないのですが…

パパさんにとって、まだ両親のいる実家はやっぱり帰りたい場所なわけで…

結婚して以来、『盆と正月は家族で帰省』という暗黙のルールが出来ている我が家ではあります。

しかし、息子くんの中学受験の年と、今年は…勘弁してもえうことにしてます。


そんな、実家LOVE のパパさんにとって、ショックな出来事が大晦日に起こりました。

義父がお風呂で意識不明になっていたそうです。

この話は、元旦に行ってから聞いた話なので、つまり大事にには至らなかった…ってことなのですが

ちょうど、夕方6時半頃、お風呂に入っている義父に声をかけた義弟。

声をかけても返事がない…

不審に思った義弟が見に行くと、義父がお風呂にある介護用のいすに座り、痙攣していたそうです。

急いで、息子たちに声をかけ、脱衣所に引っ張り出し、下着を着せ、毛布をかけ、必死に声掛けをしたそうで、傍ら、119番に通報。

救急車を待っている最中に、幸いなことに何とか意識が戻ったそうで…

しかし、やはり昭和一桁男。

「そんなもん、乗らない 」と言い張り、駆けつけた救急隊員に説得され、病院へ搬送されたそうです。

しかし…大きな病院は大晦日のせいか、この程度の症状(?)のせいか受け入れてもらえず、回された病院では、問診だけで「湯あたりでしょう」と、帰されたとのこと。

「いやぁ~、葬式になるかと思ったよ」と、笑いながら話す実家の人たちに危機感を覚えました。


確かに、何でもなかったのかも知れません。

でも、『湯あたり』で痙攣しますか?

パパさんの実家は、独特な了解みたいなのがあって、人の事に踏み込まない、みたいな空気があるんです。


本当なら、急いで大きな病院でMRIでも検査して欲しいのですが…

当の家族たちはそんな気なし。


今回、義父が倒れたことも、意識が戻って生還出来たことも、何か意味があったんだと思うのです。

その事に気が付いて欲しいのですが…

嫁が口出しなんか出来ない風習のある実家の出来事に、そんなこといえないので、私はパパさんに一生懸命に訴えることしか出来ません。

パパさんには私の気持ちを話したので、あとは…任せるだけです。


それにしても、起こった出来事にある意味に気が付くことで、防げる事もある…と、改めて考えさせられた出来事でした。