今日の東京は暖かな一日でした。
朝はまだ肌寒いので、つい母には厚着をさせて送り出しているのですが、向こうで大丈夫だったかな…?
母の話によると暑いとトイレで一枚下着を脱いでるから…って、言ってます。
まだ、自分で体温調整をしようとするようなので…ま、いいっか
寒いよりましか…と思うことにしました。
それにしても、朝と日中の気温差がこれほどあると困りますね…なんて、贅沢も言っていられるのもあと少し。
冬本番になれば、ずーっと寒いですものね。
ところで、私は今日『タクティールケア』のセミナーに参加して来ました。
スェーデン生まれの『タクティールケア』は認知症や末期がんの患者さんに対して周辺症状の緩和や痛み、不安を和らげる効果があると期待されているケアのひとつで、ここ数年病院やデイサービス、施設などで認定を受けた方により行われるようになってきているようです。
『タクティール』とは『触れる』という意味で、手や足、背中などをやわらかく包み込むように触れることにより、不安な感情を取り除いたり、痛みを和らげる効果があるそうです。
確かに、母の手を触りながら話をしたり、頭をなでなでしてあげたり、背中をそっとなでてるだけでも母の表情が変わることがありました。
だから、もっと勉強したくなったのです。
マッサージとは違い、手の平全体で触れる…ので、力がいらないのもいいです。
1回の時間も10分でいいので、あまり構えなくて済みます。
母が認知症になってから、手当たり次第認知症に関する書籍も読み漁りました。
そして、私に出来うることは頑張ってやってきたつもりです。
自己流ですが…
でも、最近はもう少し踏み込んでみたい気がしてきたのです。
だけど、体力には自信がないし、研修や実習にかける時間もないし、私がやってみたい事とは方向が違う気がして…
悶々としていたんですよねぇ…
そんな時に出会ったのが『タクティールケア』でした。
来月から学ぶことにしました。
来年は息子くんも受験生。
一緒に私も頑張っていければいいかな…なんて、勝手に思ってます。
頑張れぇ~自分