父は元来ちょっと(?)天然ぽいところがありまして、たまにイラッとさせられます。

母に対しても、『何もこのタイミングで言わなくても… 』的な発言も多く…

それでも、母の面倒を頑張って看てくれているので、感謝をしています。

ホントに今、父の助けがなければ、今の私の生活が成り立ってませんから、心から感謝の日々であります。


さて、そんな父が、今日ポツリと

俺の同期の〇〇さんから、電話があってな…胃がんになっちゃったんだよ。
しかも、今年いっぱいらしい…って言ってきたんだ。
あんなに大きい身体だったのに、20キロも痩せちゃったって。

こんな内容でした。

同期といえばその方も85歳。

毎年届く、喪中のはがきもさることながら、本人からの電話での告白は父にとってショックだったようです。

昔なら、母にそんな胸の内を聞いてもらっていたであろう父ですが、今は母に話してもトンチンカンなので、話せませんからねぇ…

きっと、私に話してくれたのだと思います。


この世に生を受けたからには、終わりが来るのは定め…


頭ではわかっていても…


父の気持ちを考えると…辛かった。


母の代わりに、これからも父の話を聞いてあげようと思うのでした。