これは母の話してくれたデイサービスのお話。

母の通っているデイサービスは少人数制の戸建のデイサービスです。

母が認知症になって3年目にして初めてちゃんと『朝からデイ』に通えるようになました。

今、母は以前とは比べ物にならないほど普通に通えるようになりました。

ま、今のところですが…

また、いつかあんなところ、行かないよ って言い出すかもしれませんけど…

そんな母が今日、デイサービスの準備をしている時にこんな話をしてくれました。


そこにはおじいさんAがいて、おじいさんBの事を小馬鹿にするような表情で母に目配せをしてくるらしいのです。

母は誰の事だかはよくわからないけど、
え?こっち?あっち?みたいにおじいさんAに目線で返してあげるようです。

決して、言葉には発していないので他の利用者さんたちには気づかれていないと言います。

まったく、嫌んなっちゃうよね…あたしにそんなことして来ても、誰なんだかわかんないしさ。

え?じゃぁ、お母さんどうしてんの??

ん?テキトーにうん、うん、そっか…みたく、あしらってるよ。

そう言えば、母は昔っから、自分に関係のないところではテキトーにやり過ごすの上手な人でしたっけ…

親身になって聞いてあげているようで、心許してない人にはテキトーに流してたっけ…

認知症になっても、そんな部分は残っていたようです


そして、もうひとつ。

デイサービスは個人のお宅のような作りなので、利用者さんはリビングにいるのです。

そして、みなさんだいたいいつも自分の定位置ってあるようで…母の場合は長椅子に座っているようです。

リビングの入り口付近に座っているおじいさんCはいつも、トイレの空状態を教えてくれるらしいのです。

ある日、母がトイレに行こうとしたら、そのおじいさんCが手をバッテンにしてダメ 「誰かが入ってるよ!」って教えてくれるんだそうで…

そして、母がそのおじいさんCのそばを通ってトイレに行こうとしたら、おじいさんCのシャツの腕のボタンをはめて欲しい…って感じで腕を伸ばして来たんですって。

すかさず、母はうでのボタンをはめてあげたそうです

なんだって、あたしになんか言うんだかねぇ…

へぇ~^^きっと、お母さんがいつも編み物してるから、指先が器用な人だから頼めるって思ったんだよ。すごいじゃん。役になったんだね

って褒めてあげました。


母からデイサービスのおじいさんの利用者さんたちの話を聞いたのは初めてなんです。

男の人が好きでない母は、見ず知らずのおじいさん達に対しての拒絶がありましたから…そんな話をする母にびっくりしました。

もしかして、認知症が進行しているって事かも知れませんが、同じデイサービスに週4回通っているので、だんだんと慣れて来たのかも知れません。

良い兆候と受け止め、明日も送り出しを頑張ります


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