認知症になっても、身体が覚えている習慣は衰えることなく脳に記憶されています。

母の『洗濯機』をセットする…という動作もそうです。

母が認知症と診断されてからも、これだけは、絶対おじいちゃんには教えないよ!! と、言い切り、自分でちょんちょんちょんとセットします。

しかし…

前にも書きましたが、母の下着も脱いだり脱がなかったりで、毎日洗う洗濯の量もほんの少しなんです

それなのに、身体が覚えているからなのでしょうか、自動でセットされるのを無視し、自分でちょんちょんとセットします。

その結果いつも洗い終わりまでが『49分』くらいの表示が出ます。

これを見て、父がいつも
たったこれっぽっちなのにこんな時間がかかるんだぞ!おばあちゃんに言ってくれ…もったいないって。と、言ってくるのです。

父の言いたい事も充分わかります。

私のところだって、25分くらいで洗濯が終了しますから…

でも、母に今さら言ったところで、何にも変わらないと思うのです。

それに、母の行動を『否定』することにもなり、機嫌を損ねる可能性もあります。

それより、新しい事が覚えられるはずがなく、意味がありません。

だから、父には、ごめんね。おばあちゃんには何も言わないでおこうよ。水道代や電気代がもったうないのはわかるけど、おばあちゃんの何度も何度もトイレに行って水を流している量から比べればなんてことないよ…私がいるときに洗濯をするときは節水するから…さ。
って、話しました。

今の母に出来る数少ない家事のひとつの『洗濯機のセット』なんですから、大目に見てあげようって思うのです。

世間では『節電』だ『エコ』だと言っていますが、母に関しては関係なく過ごしています

世間に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、病気なので許していただきたい。

それでも、母が週4でデイサービスに行くようになって、実家の水道代が少し安くなったはず。

かと言って、デイサービスではそうそう何度もトイレに通っていない母なので、『節水』に協力しているってことか…(^_^;)


それから…今日の母。

今日は姪っ子ちゃん1が来てくれていたので、私は『休息日』になりました。

姪っ子ちゃん1が言うには、今日の母は平和だったそうです

誰かが実家に来てくれている時は、私は顔を出さない方がいいみたいなのです。

私が顔を出すと、母の気持ちが揺れる…っていうか、私が行くことで甘えが出てしまうようで、せっかくいい感じで過ごしていたペースを乱してしまうみたいなのです。

だから、行かないことにしました。

すると、母は姪っ子ちゃん1に杏仁は近くにいるのに、もうずーっと来ないんだよ
って文句いっているみたいですが

毎日行っててもそう思っている母…

こりゃ、笑うしかないか…









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