今日は姉が実家に行ってくれることになっているので、『休息日』になるはずでした…

ところが、姉から連絡があり、私に渡すものがあるのでうちに来るということになりました。

もちろん、これは母を連れ出す口実になるので、自宅で待っていました。


ほどなくして、ピンポーン 。

玄関に行ってみると、姉と母が立っていました。

でも、その母は、最近見たこともないような形相で

どうしたの??ってつい、言ってしまった私。

すると、見る見る具合の悪い母になっていきました

玄関からリビングまでの歩き方も、それはもうフラフラ状態で…

この歩き方でどうしてここまで来たか…と思うほど。

あまりの病人状態な母でした。

ハッキリいってこんな状態の母を連れ出してきた姉の神経を疑いたくなるほどでした。

だ、大丈夫?
こっち来て、ソファに座ってな…

うん、ダメだ…もう、ここが(太ももの部分)が痛くって… と、オットマンに乗せた足をさすりながら、どんどん病人モードになる母でした。

はは~ん。

母は私の顔を見た途端、病人モードにスイッチが入ったのね。

そうよ、そうじゃなきゃ、姉は鬼じゃん(笑)

そうとわかったら、こっちのもんです

そうっか…じゃ、杏仁がマッサージしてあげるね。
治れぇ、治れ

満足そうな母…

あ、湿布貼ってあげようか

うん、そうだね…

もう、あの形相は消えていました。

湿布を貼り終わるころには、いつもの顔に戻っていました。

そんな私と母のやりとりを見ていた姉が、母がトイレに入っている間に言うには…

機嫌が良くなかったわけではないが、悪かったわけでもなかったこと。

私のところ経由で、スーパーまで買い物に連れて行こうとしたこと。

ここまでは何の問題もなく歩けたこと。

そして、二人が出した結論は…

『母にいっぱい食わされた』って事でした



もちろん、母にはそんな考えがあってやったことではありません。

子どもが親にかまって欲しくて駄々をこねる…みたいな感じだったんでしょうね。


その後、姉は予定通りスーパーへ。

そして、私は母を連れて実家に送って行きました。

その帰り道、母の足取りは全然問題ありませんでした。

そして、母の機嫌も上々…

さっきのは何

何だったんだぁ~ って感じ。


あ~これが『認知症』なのよね…










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